ローマ・シシリア島旅行 2002年9月21日〜9月28日 パート3・シシリア島その2。
 

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マッツアーロのビーチ。

 

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ボートツアーに出かけましょう。

6日目。今日もいい天気。昨日よりさらに具合の良くなったむろが、「今日はビーチに行こう。」と言い出した。タオルミーナから一番近いビーチはマッツァーロという町にあるビーチで、山のてっぺんのタオルミーナの町から、なんとロープウェイで行く。スキー場にあるようなゴンドラとまったく変わらないこのロープウェイ、朝早くから夜中の2時まで運行していて、便利だ。

ロープウェイにのって海岸沿いへ。ビーチは色々あるみたいだが、ロープウェイ乗り場から一番近いビーチに行く。海は真っ青だ!まだ朝早くてすこし肌寒いが、ビーチにはサンベッドとビーチパラソルがならんでいる。一日一台7ユーロで貸し出している。ちょっと高いが、ま、しょうがない。二つ借りて私はすぐさま横になり本を読み始める。むろは泳ぐにはまだ早いのかしばらくはじっとしていたが、日差しが強くなり始めたとたんに「ちょっと行ってくる!」と海へ入っていった。風邪っぴきのくせに・・。しかし水がかなり冷たかったらしく、しばらくして唇を紫色にしながら戻ってきた。海の水はすごく透明で綺麗だったらしい。ダイビングツアーもあるようで、ダイバーがボートにのって沖へ出て行くのを見かけた。妊婦じゃなかったら、ダイビング行きたかったなぁ。

しばらく日光浴を楽しんだ後、ボートで1時間のツアーに出ることにした。

 

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青の洞窟。

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洞窟の中。

ビーチにはボートを漕ぎつつツアーを呼び込むイタリア人船頭が何人もいたので、そのうちの一人に声を掛けた。「いくら?」ときいたらツァーの内容を説明して、1時間で45ユーロだという。二人いるから二人で70にしろと言ったら、じゃあ一人40でいいと。交渉成立、むろを呼んでボートに乗り込む。

この海岸沿いには「青の洞窟」と呼ばれる洞窟がある。日本でもパスタソースでお馴染み(?)のこの青の洞窟、実はここだけじゃなくて、イタリア中の海岸沿いに点在する。ある一つの場所をさして「青の洞窟」というのではなくて、綺麗な青い水の洞窟があればみなそれは「青の洞窟」と呼ぶらしい。さしずめここは、「タオルミーナの青の洞窟」とでも言うべきか。

ボートの船頭は若い青年でカタコトの英語を話した。ビーチ沿いに点在するホテルを指差しながら説明をしていくが、どうも彼のホテルのグレードはそのホテルにプールがついているかついていないかによるらしく、「あのホテルは○□△ホテル、5つ星、でもスイミングプールがない。」「あのホテルは4つ星、でもスイミングプールがある。」とかならずプールの有無を付け加えてくれる。またこの船頭、おきまりのカンツォーネを歌いながらボートを進ませるのはいいのだけれども、日本人が好きだと思っているのかどうかは知らないが、やたら「サンタルチア」と「フニクリ・フニクラ」を繰り返して歌う。壊れたレコードのようにフニクリフニクラを何度もきかされながらボートは名所を回っていった。

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象岩だって。

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何の行列?

 

日が翳って少し寒くはなっていたものの、ツアーはとても面白かった。大小さまざまな洞窟、映画グランブルーでお馴染み(らしい、私は見てない)の洞窟レストランのあるホテルやイソラ・ベッラ(小島)、そしてなんと行っても青の洞窟は圧巻だった。船頭の英語がいまいち良くわからなくて、どうしてそんなに青いのかはっきりわからなかったけれども、むろが想像するに、洞窟の下に穴が開いていて、下からの光と外からの光が海水に反射してこれだけ水を青くするんじゃないかということだった。とにかく、外の海水の青と洞窟の海水の青は明らかに違う「青」だった。

ボートツァーを終えるとすっかり日は翳っていて、寒くなってきたのでホテルに戻ることにした。ロープウェーで再びタオルミーナに戻るとちょうどなにやらパレードらしきものと遭遇。民族衣装を身に着けた人たちの行列の後をつけつつホテルに戻った。

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激ウマミネストローネ。

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こっちの方がうまかったって。

ちょっと疲れていたので、夕食は近場にしようと、ガイドブックにのっていたホテルからすぐそばのレストランに行くことにした。このレストランはウニスパが美味いらしい。店内に入ると、まず目に付いたのは氷の上に置かれた生魚の数々。どうやらここはしーフードレストランなのね。店内はまだ時間が早いのかお客はちらほらとしかいない。が、そのうちの一組は日本人のカップル。目が合って思わずにっこり。きっと彼らもあのガイドブックをみてきたのだろう。

席に着くと同時に渡されたメニューは日本語で書かれていた。いつもながら、日本人ってすごいよなぁと妙に感心する。少し寒気がしていた私達、スープはないもんかと目を走らせるが日本語のメニューにもイタリア語のメニューにも見当たらない。ウェイターを呼んできいてみる。するとミネストローネならできるよ、とのこと。それを注文して、むろは再度ウニスパに挑戦、私はシーフードリゾットにした。待っている間に続々とお客さんが入ってきた。そのうちまたもや一組が日本人。日本からこんなに離れたイタリアの島の小さな町のレストランのお客の2割が日本人なんて、すごすぎる。

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シーフードリゾット。美味。

 

Ristorante Da Lorenzo

Via Roma 12

Taormina, Sisilia

PH.0942-23480

まずミネストローネが登場。おなじみのトマトのミネストローネではなく、緑色をしている。良くみると色んな種類の豆が一杯入っている。体によさそうだ。スープは出汁(?)がきいてて、うまーい。具は野菜だけなのにほのかに海老の香りがする。なんでメニューに載せないんだ。こんなに美味いのに。体がとってもあったまる。バケツ一杯飲んでもいいくらいだ。

パスタが運ばれてきた。むろのウニスパはやっぱり前食べたのと同じ感じで、ウニとガーリックと唐辛子の味付けのようだ。ただ、こちらのウニの方が粒がでかいところを見ると、新鮮なのかな?とにかく、クリーム味ではない。どうやらやはりウニスパはクリームソースではないということらしい。見た目は前のと変わらないが、一口食べて、むろが「あ、こっちの方が美味しい。」と言った。ウニの新鮮さに違いがあるのだろう。私のリゾットも、魚介の出汁がとっても良くきいていて、大変美味でした。ちなみにウニスパは10ユーロ、リゾットは7.50ユーロ、ミネストローネは7ユーロ。どれも1000円くらいの食べ物だもん、安いよねぇ。メジャーなガイドブックにも載ってますが、私もおすすめします。私たちが出る頃には席を待ってる人たちがいたくらいだから、かなり地元でも人気があるんじゃないかな。ちなみに新鮮な生牡蠣なんかもありました。

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カステルモーラからみる景色。

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小さな鷹、「ピーポー。」

7日目。残すところあと1日となりました。この日はバスでカステルモーラという、タオルミーナからさらに上にあがった城砦のある場所に行くことにしました。

タオルミーナのバスターミナルから出るバスで山道をえっちらおっちら行くこと約20分。山の上にたつこのお城は中世期に立てられたものだそうです。お城自体は壊れちゃって城壁しか残ってないけど、小さな城下町にはまだ人が住んでいてちょっとした観光地になってます。この城壁の前で、なぜかしらないけど「鷹ショー」があって、良くわからないうちに見学することになった。どこから出してくるのか知らないけれど、何種類もの鷹や鷲を取り出してきて、空に飛ばして疑似餌を放り投げて捕まえさせるというだけの単純なショーだけど、じっくり1時間もやっていたし、あまり期待せずに見ていただけに、意外に楽しめた。結構おすすめかも。ハゲタカなんかと一緒に写真がとれちゃったりします。一人6.50ユーロ。珍しくチップはせがまれませんでした。しかしはっきり言って、ここの見所はこの鷹ショーと、景色だけ。(笑)することのなくなった私たちは早速ランチをすることに。

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今回の一押し!

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タコとルッコラが入ってます。

カステルモーラには何件かのカフェやレストランがあるようだけど、道が曲がりくねってて、看板どおりに進んでもなぜか行き当たらなかったり、迷ったりして、このレストランに行き着いたのも偶然で、いまいちどうやって言ったのかはわからないんだけど、とりあえず、めっちゃ美味かったので、おすすめしておきます。前菜はスープとサラダ、普通に頼んで、味もまあまあだったんだけど、私が頼んだ手長海老とトマトのスパゲッティーが今回の旅の一押し!と言ってもいいほど美味かったです。このパスタのトマトはプチトマトがそのまま炒めて入っていたんだけど、今までに食べたことのないくらいの甘みで、信じられないくらい美味しかった。むろが頼んだ一見「虫」風の(?)このパスタも、変わってて美味かった。これはシェフのおすすめパスタでした。

残念ながら、住所がわかりません。(店の名刺を貰ってきたはずなのに、無いの。涙)でも、店の名前に「Etna」という名前がついていたのは確か。テラス席からはエトナ山が望めます。カステルモーラに行く機会があったらぜひ探して食べに行ってみてください。

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シラクーサの遺跡。

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シシリア一大きいローマ劇場。

カステルモーラからはバスを使わず徒歩で降りてきました。なかなかすごい山道だったけど、景色が良くて楽しかった。ホテルに戻って一休みした後、買い物に出かけてそれからよるご飯に行ったけれども、残念ながら最後の晩餐はちっとも美味くなかったのでここには書きません。

そんなわけで、翌日、タオルミーナを出発して途中シラクーサという遺跡のある場所に寄りつつ、カターニァ空港で車を返して、帰路についたわけです。楽しかったのはここまで。ここから先に私達が体験した悲惨な出来事は、日記の9月30日と10月1日をお読みください。涙無しには読めません。でも、帰ってきた直後には「終わり悪ければ全て悪し!」なんて言ってたけど、こうやって旅行記を書いていると、やっぱりこの旅行はすごく楽しかったと思う。夫婦二人っきりでいける旅行はきっとしばらくお預けだから、おなかが張ったり、むろが風を引いたり、帰りのアクシデントはあったけど、楽しい思い出作れてよかったな。(完。)

 

おまけ。シシリア島で出会った猫たち。
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