イタリア旅行 2002年2月24日〜3月3日 パート2・ヴェネチア〜島巡り〜ヴェネチア
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Brano島遠景。

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水上ガソリンスタンド。なるほどね。

三日目ヴェネチア島巡り

ヴェネチア本当の周辺には小さなしまが点在している。その中で一番有名なのはMurano島と呼ばれる、ヴェネチアングラスで有名な島。そのほかにもカジノのあるLido島やらレース編みで有名なBrano島なんかがある。今回私達はヴァポレットでBrano-Torcello-Muranoと三つの島に行ってみた。

Brano島

「以前ヴェネチアに行ったことのある友人が、Brano島がとっても可愛くてよい!と言っていた。」と教えてくれた私の友人Lizzyの助言によって、このBrano島行きははじめから決めていた。Brano島へはヴァポレットでサンマルコ広場から約40分。結構時間がかかった。実は昨日の夜から天気が崩れ始め、せっかくの島巡りなのに、空はどんより曇っている。

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色とりどりの家々。

 

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まさに私のもっているイタリアのイメージ。

このBrano島、何が「可愛い」のか、と思ったら、家々の色。色とりどりに塗られている。「地球の歩き方」によるとこの島は漁師の島で、むかし、漁師が霧の中からでも遠くからでも自分の家を見分けられるように、こんなふうに色とりどりに色を塗ったんだという。じゃあ海から見えない内側の家が色とりどりに塗られてるのはなんでなんだ、というむろの無粋な疑問を無視したまま、船はBrano島に到着した。

確かに色とりどりに塗られたこの家々は可愛い。それこそディズニーランドのファンタジーランド、ってな感じだ。でも天気が悪いせいかなんなのか知らんが、妙に暗い。雰囲気が暗い。シーズンオフの観光地って、街の色が鮮やかであれば鮮やかであるほど、寂しさがめだつのかしらん。大体この島の人たちはシーズンオフにはいったい何をしてるのか?・・と思いながら島を歩くと、家々から感じる視線。ふと見上げると窓から覗くおばあちゃんの顔。数歩歩いて反対側の家を見るとまた覗くおじいちゃんの顔。この島は老人ばっかりなのか?そういやぁ、若い人見かけないなぁ。観光客はぱらぱらといるんだけど、やっぱりこの辺は夏に来るべきなんだろうね。真っ青な空と色とりどりの家のコントラスト、なんて考えると、この天気の悪さはかなり悔やまれるところ。

レース編みで有名、っつーから、こういうの喜びそうなお年より達に何枚か買ってみました。でもほとんど中国製だとか。(笑)

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Torcello島

この島は歴史的にはヴェネチア発祥の地の一つ、ということで由緒正しい(?)島で、ヴェネチアでもっとも古い教会、なんちゅーものも存在する。しかし、私達がこの島を訪れた理由はそんなものではない。それは、「地球の歩き方」に書いてあった「・・細い小道を500m進むと猫達がのんびりと集う広場が現れる。」という一言。たったこれだけの為に、私達はこの島で下船した。

船から下りると既に正面に猫が4匹。しかし他を見渡してもこの4匹しかいない。「猫達がのんびりと集う」ってさぁ、まあ4匹でも十分集う、って事にはなるかもしれんけど、でも集う、って書かれちゃうと、「うじゃうじゃ」って感じじゃないのぉ〜?ちょっとがっかり。それでも猫達に声をかけると「みぃぃ〜。」とか言いながら寄ってくる。かわいいのぉ。Nicoと住みだすようになってから自称犬好きから猫好きにすっかり進化したむろも、目を細めている。

しばらく猫と遊んだ後、おなかもすいたし、なんかこの島で食ってくべー。と先を行く。が、何も無い。どうやらこの島無人島らしい?わからんけど、とにかく家がない。ありゃりゃ。ほんとにこの4匹の猫だけの為に降りちゃったんかい。次の船まであと1時間もあるっちゅーのによー。などとぶちぶち言いながら歩いていくと広場らしいところにでた。どうやら先ほどの「猫達がのんびりと集う広場」はここのことらしい。しかし猫はいない。鶏が一羽コケコケと歩いていくのが見えるだけ・・と思ったらやぶの中に丸まっている二匹の子猫。んー。可愛い。その先にあるヴェネチアでもっとも古い教会の前にはロシア猫みたいなのが2匹。いい感じになってきたわー。ヴェネチアでもっとも古い教会なんぞには目もくれず、猫達とたわむれる新婚カップル。

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自信を持ってお薦めです。

Ostaria Ponte del Diavolo

tel : 041-730401

Brano島、船付き場から徒歩3分。

さて、そろそろ腹が減った、と元きた道を戻る。すると右側に一軒のレストラン。「Ostaria Ponte del Diavolo」と書いてある。目の前に流れる小さな川にかかるこりゃまた小さな橋がPonte Diavolo(悪魔の橋)っていうからついた、日本橋にある日本橋亭みたいなネーミングのこの店の前で私達は足を止めた。本当は次の船に乗ってここよりは数倍大きな島、Murano島に行ってランチをしようと既に決めていた。が、何せ腹が減っていた。時間は既に午後1時半を回っている。どうしよう・・と悩んだが、腹の虫が全てを決めた。

店内に入ると、だーーーーーれもいない。暇そうにしているウェイターが3人。こんなシーズンオフの無人島のレストランでウェイター3人ってすごいねぇ、などと思いつつ席につく。店内にはいい匂いが漂っている。むろは前菜にホタテのグラタン、メインにTagliatelle nere con Frutti di Mare(「漁師風黒いパスタ」ってな感じのものか?)を注文。私は、こんな人気の無いレストランだし、無難なところで、とミネストローネとスパゲッティー・ボンゴレにした。

むろの前菜はいまいちだったけど、私のスープは口に入れた瞬間、「やややっ!?」と思うほどうまいミネストローネだった。全部野菜のエキスです、みたいな濃厚な、でも、ちょうどいい塩加減のスープ。野菜のうまみがぎゅっっとつまってます。と、なんかのCMのようなセリフが自然とでてくる。うまい。そして更にいい意味で期待を見事に裏切ってくれたのが、パスタ。私のボンゴレももちろんうまかったけど、すごかったのはむろの頼んだ「漁師風パスタ」。まるで海が全部入っちゃいました!っちゅーくらいの、すごい種類の魚介類がテンコ盛り。掘っても掘ってもパスタがでてこなーい。味付けもトマトの味がうっすらとしていて、単なる「オリーブ&にんにく」だけではないのだ。パスタは、イカスミを混ぜ込んだ手打ちパスタでしっかりとしたこしがある。とにかく、一口食べるために「うまーい。」とつぶやいてしまうパスタでした。このレストラン、めちゃめちゃお薦めです。

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購入したヴェネチアングラス。

Murano島

ランチの激ウマパスタの興奮冷めやらぬまま、Murano島に向かう。実はこのMurano島では写真を一枚も撮ってない。なんでかっていうと、つまんなかったからだ。Murano島はただひたすらヴェネチアングラスを観光客に売りつける場所。どの店に入っても店員がすかさず寄ってきてぺちゃくちゃ話し始めるので、ゆっくりとグラスを見ている事もできない。こんなところにあのホテルで紹介された「Murano島無料ツアー」なんかで連れてこられたらいくら「お客様次第」の買い物でも、店員とガイドに押されて高いもん売りつけられちゃいそうだな、と、ツアーに行かなかったことを喜んだ。とはいえ、やっぱりヴェネチアングラスは美しいねぇ。このMurano島では、お店、というよりはギャラリーと言った感じの場所で青いグラスを2点購入。、そんな大したものじゃないけど、色合いが気に入った。あとは、本島に帰ってからセットの小さいグラスとウィスキー用のグラスも購入。こちらのグラス、じつは「めーたんって変な人?」のホームページのめーたんが、私とむろの結婚祝にわざわざイギリスから送ってくれたものと同じ物。あまりにも気に入ったので、街を歩いて見つけたときに更にもう一セット購入せずにはいられなかったのだ。

 

ここはリゾットがお薦め。

Ristorante Cantinone Storico

San Vio, 660-661, Venezia

tel : 041-523-9577

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そしてまたヴェネチアの日は暮れた。

そろそろ日も沈み、本島に戻ったらすっかり真っ暗。疲れちゃったので今日は早めにご飯食べてねちゃおーということで、この辺のレストランでお食事。ガイドブックに載ってるとこじゃないところにしようとウロウロと歩き回る。んで見つけたレストランCantione Storico。店に入るといかにも家族です。という同じ顔をした一員が(ご丁寧に犬までいた。)カウンター前を陣取っている。イタリアのトラットリアとかピッツェリアっていつも客がいないとその店の家族がいるよね。(笑)さみしがりやなのね、イタリア人。

このレストランも、大変おいしかった。が、前菜に頼んだ手長海老のレモンペッパー風味(?)が生ものだったことに動揺した私は(それもすごい量だった・・。)すっかり「あたるんじゃないか、あたるんじゃないか?」と自己暗示をかけてしまい、本当に具合が悪くなってしまったため、その後のメイン、アーティチョークと海老のリゾットが食えずじまいだった。このリゾット、めちゃめちゃうまかったのに・・。(涙)そんなわけで写真も無いです。え・・?本当に海老にあたったかって?いーえ、レストランを出たあたりからすっかり元気になりました。レストランに失礼よね、ほんとに。

明日はヴェネチア最終日。

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