Iceland April 7 - 10, 2007

〜熱い大地・アイスランドの旅〜

オランダで受信できる日本語放送で、番組と番組の間に流れる時間あわせのための穴埋め番組みたいな3分くらいの短いプログラムがあって、そのプログラムでアイスランドのブルーラグーンが紹介されていた。その映像を見て以来、ずーっと気になっていたアイスランド。オランダにいるうちに一度行ってみたい!と思いつつも、なかなか実現しなかったアイスランド旅行。オランダ滞在8年目を迎える今年、そろそろ日本帰国も近いかも?!と思い始め、これは絶対今まで行こう!と思っていた場所に行くべきだ!と決心。実は第一希望はエジプトだったんだけど、エジプトは小さい子を連れて旅行するにはちと難しいということがわかり却下。それではかねがね行きたいと思っていたアイスランドに行く事にしました。

イースター休暇は3日しかないから、計画の時点では2泊3日でいいかね、と思っていた。が、調べてみるとオランダーアイスランド間はアイスランド航空が唯一の直行便で、それも毎日でてるわけではなく、時間帯もいまいち不便。行きは14:00アムステルダム発、帰りはなんと7:55レイキャビック発の便しかない!これじゃあ2泊3日じゃ実質1日しか観光できる日がないじゃん!ということで、むろは一日会社をお休みすることに。もうちょっと便数増やしてくれよ〜というより、もう少し時間帯考えてくれよ〜。ま、しかたないけどさ。

かねがね行きたいと思っていたわりには特に下調べもしていなかった今回の旅行。スキポールでアイスランド航空のカウンターに並んでいて気がついた事が2つ。なんとアイスランドとオランダには2時間の時差がある!(笑)実際は3時間のフライトだけど、時差のおかげで向こうの到着時間は15:00。ちょっと得した気分。(笑)そして、アイスランドって実は北アメリカへの玄関口になっていた!カウンターで並んでいるのはほとんどがアメリカ人。なんでこんなにアメリカ人が一杯いるの?って不思議だったんだけど、飛行機に乗ってからわかったのが、アイスランド経由で北アメリカに行く安い便がたくさん出てるってこと。アメリカ人はヨーロッパ旅行に行くときにアイスランドに2・3日ストップオーバーして観光するのが結構メジャーなんだとか。アイスランドで出会う観光客の80%はアメリカ人だったと思うわ。

機内ではりっきは持ち込んだパソコンでおとなしくウルトラマンを見てくれて、そらちゃんは爆睡。おかげでのんびり出来ました。しかし!アイスランドについてがっかり。雨降ってました。そして、寒い。風もビュービュー。空港からバスで今回の滞在先、アイスランドの首都、レイキャビックに向かったけれど、寒々とした風景にちょっとがっかり。アイスランドは北の果ての火山の国ってのは知ってたけど、広がる景色はまるで火星。(火星に行った事はないけど、ほんとにそんな感じなのよー。)天気悪いから余計に火星感が漂ってたよ・・。レイキャビックは空港からバスで40分くらい。遠い!天気悪いから余計にそう感じた。今回の滞在先はRadison SAS Sagaというホテル。なかなかいいホテルだったよ。帰ってきて気がついたんだけど、今回ホテルの写真一枚もとってない!なにやってんだ・・。ホテルに着いたのはすでに18時まわってたので、そのままホテルでご飯食べて就寝。次の日は朝早くからゴールデンサークルツアーに行く予定になっていたので、早めに寝ました。
 

ここがパーラメント?

この裂け目がヨーロッパと北米の交わる所。

地球の裂け目の間を歩く。

二日目。ゴールデンサークルというツアーに参加。レイキャビックには色々とツアー会社があるみたいだけど、私達はIceland Excursionsというツアー会社で前もって予約をしておきました。所要時間9時間でレイキャビックからゴールデンサークルをバスで回るという、一番スタンダードなツアー。実は私、ゴールデンサークルってのは1つの国立公園かなんかだと思ってて、レイキャビックからそこまでバスで行って、色々観光してまたバスに乗って帰ってくる、というもんなんだろうと勝手に思い込んでたんだけど、実はゴールデンサークルというのは、色々な観光名所を円を描いて回れる、といういわゆる「アイスランドの黄金ルート」みたいなもん?まったく、下調べしておけよ・・私。(苦笑)ホテルからバスに乗って、まず最初に向かったのがシンクヴェトリルという場所。バスの中でやたらにガイドさんが最初の目的地の説明で「パーラメント、パーラメント(議会)」っていうから、昔の国会議事堂でもあるんかいな?だけど、バスはどんどん何もなさそうなところにすすんで行き、ずいぶん寂しいところに国会議事堂があるんだねぇ〜なんて思っていたら、なんとここは、ユーラシアプレートと北アメリカプレートが交わる「地球の裂け目」がみられる、という国立公園でした。なんでここがパーラメントと呼ばれてるんだ?と思っていたら、実はここは、930年に世界初の民主議会が開かれた場所、ということでガイドさんが「パーラメント」を連呼していたというわけ。言い訳するわけじゃないけど、ガイドさんの強いアイスランド語訛りの英語が聞き取りづらかったんです・・。だから、下調べしておけって!(恥)ちなみにここは世界遺産に登録されてます。

違う星みたい。

壮大な景色にりっきも大興奮!

アイスランドの水はめちゃくちゃきれい〜。

 

続いて、グトルフォスの滝へ。ここはゴールデンサークルの一番の見所とも言われている巨大な滝。滝のそばには「地球の裂け目」が広がってます。アイスランドってものすごく荒々しい風景の国だねぇ〜。などと感心しつつあたりを散策。滝が見えるところまで来て、その迫力に感動!10年くらい前にアメリカのナイアガラの滝をみて「でけぇ〜。」と感動したけれど、この滝はナイアガラに次ぐ迫力。横幅はナイアガラほどじゃないとおもうけれど、二段構えになっていて、その水量は半端ない。いつまでも見ていたい景色だったんだけど、天気悪くて長居が出来なかった・・。残念。滝のそばの山小屋風土産屋&カフェでランチタイム。サンドウィッチとスープ食べました。

おちたらやばそうな地球の裂け目。

ひたすらでかい!

写真じゃお伝えできないこの迫力!

天気が悪くなってきてそそくさとバスに戻り、待機していると次の目的地にバスが動き出した。次はゲイシールという間欠泉が見れる場所。その場所に近づくにつれ、硫黄のにおいがバスの中まで立ち込めてくる。アイスランドはほとんどの家の温水が温泉なんだとか。うちらが泊まったホテルのお風呂のお湯も硫黄のにおいがしてたから温泉なんだろうなぁ。改めてアイスランドって火山国なんだねぇ、と実感。ゲイシール(Geysir 英語発音:ガイザー)は世界共通語になったアイスランド語なんだとか。ちょっと箱根の大涌谷みたいな雰囲気の湯煙ただよう一帯にゲイシールはあり、数分感覚で間欠泉から勢いよく温水が噴出している。なんとかブシューッ!と勢いよく噴出したところを写真に収めたいとがんばってみるけど、いつも一定の時間で出るわけじゃないし、でても規模が小さかったり、と、なかなか難しい。その上雨がひどくなってきて、これ以上はもう無理!というところでブシューッ!と一発!よっしゃあ、ベストショット撮ったどおおお!と喜んで、とりあえず近くのお土産屋に避難。改めて撮った写真を見て唖然(右下の写真)・・なんだよ、これ、魚でも跳ねた?30mくらい吹き上がってたんですけどね、本当は・・。

この煙が全部湯煙。地球は生きている!

きれいな青い色ですが、熱湯です。触れたらやけどするぜ。

ブシューッ!・・あれ?

 

 

最後に寄ったゲリズ火口湖。

 

りっきはどこでも変身!

バスの乗り心地が良かったのか、ガタガタ道が気持ちよかったのか、そらちゃんは道中ほとんど寝てました。

ゴールデンサークルのツアーの総評として、なかなか面白かった、と言える。でも天気が悪かったのが本当に残念。こればっかりは仕方ないのだけれど、こういうところを見て回るならばやはり青空の下がよかったなぁ。まあでもこれも「自然」なのだから仕方ないね。このツアーの値段は一人6,600アイスランドクローネ(74ユーロ)。物価が高いアイスランドだけど、一日かかってアイスランドのメジャーな場所をバスで回れるのだから、妥当な値段な気がする。ツアーの中身も満足できるし、各地での滞在時間も十分あるし、ガイドさんは親切だったし。ただ、バス自体は乗り心地のよいバスだったけど、道がかなり悪いところもあって、ところどころお尻が浮いちゃうくらいバウンドしたりしてちょっとビビッた。その上アイスランド人はみんなすごい勢いで運転するから、バスに弱い人は酔っちゃうかもね。でも、とてもよいツアーだったと思う。

さて3日目。アイスランドに行きたい!と思わせるきっかけになったブルーラグーンへのツアー。これはツアーといってもホテルからブルーラグーンまでの30分ほどの道のりの往復だけ。9時出発で、ブルーラグーンについたらあとは自由行動、帰りの時間も12:00・15:00・17:20・19:00と選べる。私達は15:00に帰るバスを選択。ブルーラグーンはレイキャビックから空港に向かう道を走り、途中で左に曲がり少し行ったところにある。ブルーラグーンまでの道のりは最初に思った「火星みたい・・」という風景がずっと続く。家なんて全くなくて、ゴロゴロと火山岩のような大きな岩が転がっていて、地面(岩)にはコケのような植物ががたくさん生えている。ところどころ土地が隆起していて、とても開拓して人がすめる様なところではない。荒れた大地、という感じ。

しばらくすると向こうに煙がたくさん上がっている場所が見えてきて、運転手さんが「あれがブルーラグーンだ」と教えてくれた。本当に何にもないところにぽつんと煙が立ち上がり、近づいていくと工場のような建物がいくつか見えてきた。温泉地、というより、水力発電か何かの建物のようだった。

ブルーラグーンの建物は日本のちょっとシャレたスパ施設という感じで、とても清潔で良い感じだった。入り口でお金を払って、入場券代わりの手に巻くバンドを受け取る。このバンドにはチップが埋め込まれていて、このバンドでロッカーを開け閉めできる。男女別の更衣室(ヨーロッパでは男女別の更衣室は珍しい!アメリカ人が多いからかな?)に進み、水着に着替えていざ、ブルーラグーンへ!建物を出たら目の前に広がる巨大な青い池に目を見張る。で・でかい・・。想像していたより、ずっとでかい!そして、本当に水が青い!なんでもここは海水が80%の「塩温泉」で、温度は38度から39度に保たれているということだ。こんなにでっかい温泉だけど、40時間で水がろ過されて入れ替わるらしい。私達が訪れたこの日は朝から小雪が舞っていて無茶苦茶寒かったけれど、ラグーンのお湯はとっても温かくて、気持ちよかった。ところどころぬるいと感じる場所もあるのだけれど、場所によっては日本人好みの熱めのお湯が流れている場所があって、欧米人はぬるい場所に集中し、アジア系の人たちは熱い場所に集中しているのが面白かった。ラグーンにはサウナもあって、寒いと感じたらサウナに入って汗を流して外にでる、という事をしている人たちがたくさんいた。実は今回ブルーラグーンに行ったら絶対にマッサージをするんだ!と決意して来た。朝一番で予約を入れたので11時半からの30分のマッサージの予約が出来た。ここのマッサージの特徴は、お湯に入ってマッサージを受けられる、というところ。お湯に浮くマットに乗せられて、暖かいお湯に浸された分厚いタオルを体に乗せられてマッサージを受ける。水に浮いた上体でうけるマッサージはそれはもう極上のひと時。無茶苦茶気持ちよかった!今まで色々なところでマッサージ受けたけれど、ここのマッサージは今までで一番気持ちよかったと思う!もう一度受けたい〜!!!

外が寒いせいもあって、のぼせる事もなく、2時間ぶっ通しで入ってらた。りっきもそらちゃんもとても楽しそうにこの広大な温泉を満喫していた。そらちゃんは浮き輪に乗ってプカプカうれしそうにしていたのだけれど、途中でなんと居眠りをしてしまい、周りの外人に笑われたらしい。(笑)それだけ気持ちよかったんだね〜。私とそらちゃんは午前中2時間で切り上げたけど、りっきとむろはお昼を食べてからもまた温泉に入ってました。ただ、午後になって人がすごい増えてきて結構混雑していた。まあ、温泉に入っちゃえばあれだけ広いので、「混んでる!」って感じではないけれども、更衣室とかは結構混むので、朝一番に行くのがいいね。お迎えの時間を15:00にしておいてよかった。12時じゃちょっと早すぎるし、17時過ぎじゃ遅すぎる。15時くらいに切り上げて帰るのが私達にも子供達にもちょうどよかった。帰りのバスでりっきもそらちゃんも爆睡!お肌もつるつるになったし、いやぁ、本当に気持ちよかった〜。ブルーラグーン、超お薦めです!

あれに見えるはブルーラグーン。

 

入り口。天気悪い・・。

 

ひ、ひろいっ!

 

ダレもいない温泉。最高!

 

そらちゃんはずっとこれに乗って楽しんでました。

 

りっきも相当気に入ってたよ〜。

温泉の後はアイスでしょう!アイスランドだけに・・。

 

午後になったら人がめちゃめちゃ増えた。朝早くきておいてよかったわ。

 

いやー、いい湯だったねぇ♪

 

今回の旅ではあまり食べ物に期待はしてなかった。とてもじゃないが農業が盛んにはなりえないこの国で、魚以外に満足に食べれるものなんてないでしょう、と思っていたのだ。が、期待はうれしいことに外れてくれた。なかなかどうして、どこで何を食べてもおいしいじゃありませんか!ただし、メニューはなぜかどこのレストランもアメリカン。ハンバーガーだのバッファローウィングだのシーザーサラダだのタコスだのピザだの、ほんとにアメリカのファミリーレストランみたいなメニューが多かった。でも、子連れにはこういうのはうれしいよ。どこに行っても子供達が食べれるものを簡単に探せるのはいいことです。

 

今回唯一食べたアイスランドの郷土料理。シーフードシチューと書いてあったけど、出てきたものはシーフードの味がするマッシュポテトみたいなもの。おいしかったけど、そらちゃんが喜びそうな食感でちょっと全部一人で食べるには辛い?

旅に出ると絶対食べるロブスター。今回はロブスターピザをオーダー。ちょっと見た目グロですが、生地が薄くてぱりっとしてておいしかった!

今回の旅行ピカ一の一品はこのパスタ。パスタの湯で具合といい、トマトソースの味付けといい、そして何よりもアメリカンサイズな量が最高でした!(笑)

 

今回の旅行、天気がずっと悪かったのはとても残念だったけれど、旅行自体はとても満足の行くものだった。アイスランドの雄雄しい大自然も満喫したし、ブルーラグーンは最高だったし、食事もとてもおいしかった。確かに物価は高いと思ったけれど、でもそれに値するサービスを得られたと思うから、文句もない。ただ、やっぱりフライトの時間がいまいちだったなぁ。もう少し余裕のあるフライトスケジュールならば3泊4日でももうひとツアーくらい回れたのに、と思うと残念。最終日の7:55の飛行機に乗るためにホテルを5時発のバスに乗らなければならなくて、それはとても辛かった。まあこればかりは私がここでいくら文句行ってもしょうがないんだけどね。もう少し便数が増えるといいねぇ。

ところで、余談ですがアイスランド人はみな子供がとても好きみたいで、かなりりっきもそらちゃんも見ず知らずのアイスランド人に優しくしてもらいました。子供好きな国民性っていいね。子供がいるせいで私達が小さくなる必要がないってのはいいことです。あと、アイスランド人の運転は荒いです。なんかみんな急いでるね。あんなに雄大な自然が広がる国なのに、何でみんなあんなに急いでるんでしょうか?あと、アイスランドの女性は美人が多い!これはアイスランドに出張が多いおともだちから前情報で聞いていたんだけど(そんな前情報だけはしっかり集めていた)、確かに美人多い!それも「うわー!あのひとめっちゃ美人!」って思わず見とれてしまうような美人が結構いた!バイキングの血筋だから?かなんか知らないけれど、つやつや黒髪のちょっと一見スラブ系でも、肌は透き通るように白い!みたいな美人がちょろちょろしてました。レイキャビックのお洒落なレストランとかカフェとかいくとそういったアイスランド美人のウェイトレスさんがうじゃうじゃいるよ。

とにかく、大自然好き・温泉好き・美人好きな人は今すぐアイスランドにレッツ・ゴー!です。ただし天気予報はチェックしてから行ってね。(笑)

おしまい。(旅行記を読んで一言いいたい?こちらへGO!)

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