diary

9ヶ月目に突入!予定日は3月5日!

2002年12月までの日記はこちら。

2003年1月

7日 :今年もよろしく!
8日 :ファーストクラス!!

9日 :買出し&温泉旅行。
10日:温泉旅行その2.
13日:検診。
14日:クリスマス!
15日:大変申し訳ございません。
16日:助け合い。
17日:食うた食うた。
21日:10kg増!

22日:無痛?自然?
23日:寝坊。
24日:今日は色々と・・。
27日:誕生日!なんだけど・・。
28日:気を取り直して・・。
29日:お買い物。
30日:日本帰れば?
31日:家探し。

 

zimukumi57.gif (470 バイト)2003年1月31日(金)第35週5日目。

家探し。

昨日、アムステルフェーンで日本人駐在さんを相手に仕事をしている日本人の不動産屋さんに家を6軒ほど見せてもらいました。こんな日に限って大雪という悪天候だったけど、でも思ったよりすごく楽しかった。考えてみると、今まで家を探す時はいつも「なるべく安くて、すぐ入れて、猫が飼える所!」という条件で探してたから、足元みられてロクでもない家を紹介されたり、学生しか住めないようなちーさくてくらーくてじめじめしたところとか、そんなんばっかりだったから、今回みたいに時間に余裕もあって(4月入居)、予算もまあまあ余裕があって(むろの会社と私の会社で家賃補助がでる)、猫なんて気にしないで(この手の家はだいたいペット可)家を探せるってはじめてのことだから、とっても楽しかった。それに、家具つきの家っていいね。引越ししても家具のこと考えなくていいって楽なんだわー。「自分の家には自分のテイストにあった、好きな家具を!」っていうこだわりのある人は嫌だろうけど、私たち(というか、私)は全くそういうのがないから、「楽でいいわぁ。」って感じ。

一軒目と二軒目は家から近いところにあるローハウス。最初の家は入ったらいきなり廊下と居間の間にある壁がガラスでびっくり。どうやら大家が少しでも広く見えるように改造したらしい。3LDKのこの家は角にあるので、窓が両側についていてとっても明るい感じ。オランダで明るい家を探すのってすごく難しいのよね。ただ、キッチンが小さくて、私の数少ない最低条件「シンクは2個!」じゃなかった。オランダのシンクって小さな丸いシンクが一個だけってところが多くて、これがすごく不便。家によってはその丸いシンクが二つ並んでるところがあって、それだとお茶碗洗いのときに便利なのね。この家は日当たりはいいんだけど、シンクが駄目。2階のベッドルームはまあまあ普通。お風呂が2個あるのがちょっと魅力的だったかしら。

二軒目は一軒目のおうちの並び。つくりは同じだけど、改装されててキッチンがオープンキッチンになってて広くなってる。シンクも二つだし、台所も真っ白で綺麗。できればオープンキッチンが理想だったから、居間とキッチンはこっちの方が好みだった。2階もさっきの家とほとんど変わらないけど、お風呂は一つ。ただ、さっきの家で2つに別れていたお風呂の部分をぶち抜いて一つにしてるから、お風呂場がとても広くなってる。風呂桶とシャワーがくっついてるのと、別個にシャワールームがある。急いでる時はそっちでシャワーだけ浴びて、って感じになるのかな?そして、うれしいのはここのシンクも二つ。右側はむろ専用、左側は私専用、と分けて使えるのがいいね。結構気に入った。

三軒目からはちょっと離れた場所に。この辺は駐在さんたちが沢山住んでる場所。家も多少大きめになった。今までは日本で言う3LDKだけど、これからは3階建ての4LDK.三軒目はキッチンもオープンだけど、庭がいまいち。道路に面していて垣根が低いので、Nicoを出したらちょっと危険かも。この家のマスターベッドルームは3階部分、いわゆる屋根裏部屋になるんだけど、その部屋の壁紙が非常に怪しい。センスのない私でもセンスがない!と思えるようなセンスのなさ。(笑)まあ、屋根裏っつーことで、日が一杯さして明るいだろうけど・・この壁はイヤン。面倒くさがりだから絶対に壁紙を自分で張り替えるようなことはしないから、多分このままだろうしな。ま、この家は悪いところばかり目立つので却下、って感じでしょうか。4軒目・5軒目は同じく、却下物件。4軒目はいまだに人が住んでるので、私物が一杯あって、自分たちが引っ越して移り住むところを想像しにくかったのが敗因か。5軒目の家はちょっと変わってて面白かったけど。70年代の内装がそのまま残されてる(家具も)感じで、ふるくさーくて、でも時々ポップなものがあったりして(特に備え付けのお皿とか)、なんか博物館かなんかの「オランダの70年代の典型的な家」の展示を見せてもらってるみたいだった。なぜだか知らんが居間のど真ん中に暖炉があるし。暖炉をよけて居間にはいる。変な感じ。ネタにはいいけど、住むのはちょっとね、って感じかな。

で、最後の6軒目は不動産屋が一番おすすめしていた物件。まず、場所は、いわゆるフェーンの新興住宅地にあって、最近出来たばかりの場所。だから家も町もすごく綺麗。その一角には個別のショッピングセンターがあって、学校・病院・幼稚園・保育園もあって、フェーンだけど、独立した一つの町って感じ。その家は角部屋で、内装もすごく綺麗、家具もとてもおしゃれ、庭にはブランコがつけられるような梁がついてるし、ログハウス風の倉庫まである。2階のベッドルームも素敵だし、他の二つの部屋は子供部屋用にちゃんと子供用ベッドやミッフィーの壁紙なんかも張ってある。3階の屋根裏部屋は書斎として使われていたらしく、ビジネスデスクとでかいキャビネットがおいてあった。もしここに住むなら私のオフィスはこの屋根裏部屋になるわけだ。はっきりいって、完璧な家。でも、どーしても気になることが二つ。一つは立地条件。あまりにも新興住宅地過ぎて、まるで日本に住んでるのと同じ。全てがここで事足りてしまうのも物足りないし、ここにいると、外に出て行かなくなりそうな気がする。高速から遠いのもちょっと嫌だし、私の会社の取引銀行や郵便局から遠くなっちゃうのも困る。あと、最大の懸案事項は大家が張っていった物と思われる、この家のあちらこちらにある「注意書き。」ディッシュウォッシャーの上に張ってある「週1回はここで換気扇の網を洗うこと。」、庭へのドアに張ってある「自動シャッターのスイッチはこの裏」、ガス台の下に張ってある「使用洗剤のメーカーは何々。」、階段の途中についていた小さな乾電池。その横には火災探知機があって、「予備乾電池」と張り紙がしてある。こんな細かい家主とは絶対にウマがあわない、と私たちは確信した。

全て見終わって、とりあえず、まだ日にちもあるし、2月中色々他にも物件があったら見せてください、ということで不動産屋さんとお別れした。自分でもネットを使って他にも見てみるつもり。2月中には決めなきゃいけないけど、まだ時間もあるし、のんびりやって行こうと思う。期限付きとはいえこれからしばらく住む家だからね、失敗のないようにしなくちゃ!

なんだか長くなっちゃったなー。おっと今日は金曜日。市場に行かなくちゃ。みなさま、良い週末を!

更新案内:お弁当とトップページのNicoの写真

zimukumi52.gif (1152 バイト)2003年1月30日(木)第35週4日目

日本帰れば?

diary_0130.jpg (7597 バイト)朝起きたら一面の雪景色。びーっくらこいたー。

昨日、妊婦検診だった。9ヶ月に入ってからは2週おきになるということらしい。別に言われたわけじゃないけど、そろそろいい加減内診が入るんじゃないかと踏んで、今回は病院に行く前に念のためシャワーを浴びておいた。前回は日本から帰ってきた次の日の検診で、さすがに仕事を抜けるわけに行かないということで付き添えなかったむろも、今回はつきそい。出産予定日間近の検診ということでちょっとドキドキしながら病院へ向かった。

10分ほど待合室で待って、診察室へ。先生と握手、助手さんと握手といういつもの儀式を終えて、血圧、体重測定。尿検査のために持参した尿も提出、前回受けた血液検査の結果も教えてもらう。全て「問題なし。」じゃあ、診察台に乗って、といわれる。いつもならここでむろも診察台の横にくるのだけれども、内診があったらまずいかなということでそのまま待機。お腹を出して、先生が触診。「頭がここで背中がここ。」と説明された。背中の位置が前回と全く逆になっていることにびっくり。「先生、前回は背中は右側にあるって言ってたけど、今は左側なんですか?」ときくと、「背中の位置なんてしょっちゅう変わるよー。頭と足の位置が逆さになってなきゃいいのさ。」とのこと。へー。もうお腹の中にそんな余裕なんてないのかと思ってた。

ドップラーという、赤ちゃんの心音を聞く機械をお腹にあてる。「はやすぎるんじゃないの?」って思うくらいの速さの心音が聞こえるが、先生は「問題なし。」で、エコーの機械をいじりだしたので、あ、エコーするんだ!と思ってむろを慌てて手招きして呼ぶ。が、一瞬エコーのスイッチをつけて、「はい、これ心臓ね。問題なし。」と言ったと思ったらスイッチを切った。あまりの早業に私ですら画面を見ることは出来なかった。当然、慌てて入ってきたむろも何もみれなかった。「はい終わり。じゃ、服着てね。」と一言。え?もうおわり?いつもより長くなるどころか、いつもよりはやいぞ、おい!

服を着て、先生の前に座る。「前回、『お産の兆候が見えたら』っていう説明が書いてある紙を渡したよね?それについて何か質問は?」ときかれたので、今まで暖めていた(?)質問をぶつけてみた。「あの、無痛分娩のことなんですけど。もし、無痛分娩を希望したら、どういう手順になるんでしょうか?」すると先生の表情がみるみる変わった。「それは僕じゃない。他の人にきかないと。」といったがそれ以上説明してくれそうな雰囲気ではない。「他の人って、病院の誰かですか?」ときいてみると、「そう。」と一言。質問の仕方を変えよう、と思って、「私は以前にも説明しましたが、パニックを起こして病院に行ったことが過去に2回あります。最近はそういうことは全くないですけど、痛みに対しての恐怖はとても強い方だと思いますし、もしかしたら分娩時にパニックを起こしてしまうかもしれない。それが怖いから、無痛分娩の可能性もきいているんですが。」ときいてみた。すると、「完全に無痛なんて無理だよ。少なくともオランダでは無理。そういうことを希望してるなら、日本に帰れば?日本だったら出来るのかもよ?」となんとも投げやりなお返事。思わずムカッときて、「そんなことできるわけないでしょう!もう35週なんだから!」と答えてしまった。

そこで、「痛みに対しての対処はもちろんするよ。希望があれば分娩時に痛み止めや痛みを緩和する処置はする。大丈夫だよ。パニックになってしまったとしても、僕や助産婦さんなんかのエキスパートがそばにいるから。心配しないで。」とちょっと口調を変えて先生が言った。どーしてもこの先生は無痛を薦めたくないわけね、と理解して、「わかりました。ところで、その時にだれか呼吸の仕方なんかも教えてくれるんですか?」ときくと、「え?呼吸法のコースとか取ってないの?」とびっくりした顔で聞き返された。「とってません!だってどれもオランダ語なんですもの!」と返事をすると、ああ、なるほど、と言って「じゃあ、簡単なレッスンを今度しようね。」といわれて帰された。

ま、自分の中でほぼ無痛はしないだろうな、と思っていたから、いいんだけどね。でも「日本に帰れば?」っていうのはどうかと思ったよ。医者と患者は信頼関係が大事なんだからさ!頼むよ!・・ということで、自然分娩で産むことをこの度決意いたしました。これ以上この先生と無痛の話をしたくないというのもあるけど、今更他の先生に診てもらうのも嫌だし、痛みに対する処置もしてくれるっていうから、何とかなるでしょ。って感じです。(どこまで信じていいのかわからんけど・・。)お産は痛いもの!しょうがないと思うしかない!と、覚悟を決めました。がんばるぞっ!

zimukumi53.gif (685 バイト)2003年1月29日(水)第35週3日目。

お買い物。

うちの近所にはDANKという日本食材店がある。この店の隣には日本の映画やテレビ番組を録画して貸しているビデオ屋もある。日本のシャンプーやリンスや和食器や洗剤やらなんやらの日用雑貨なんかもここで買える。今日から土曜日まで、このDANKという食材店が新春セール!をするというので行って来た。きっと大勢の客がつめかけてるに違いない!と思って気合を入れて開店の10時ごろに出かけていった。

しかし、行ってみるとお客さんはまだほとんどいなかった。基本的にこの店のお客は、駐在妻たちがほとんどだから、セールといってもたかだか5%から10%オフくらいの割引率じゃ大した違いはないわ、って感じなのかしら。しかし、5%であろうが2%であろうが割引には変わりはない。なんてったって日本から遠く離れたこのオランダ、日本の食材は目ん玉飛び出るほど高いのだ。例えば、本日買ったQPマヨネーズ(500ml)。通常この店では3.99ユーロで売っている。3.99ユーロってああた、本日のレートで日本円に直すと、513円ですぜ。QPマヨネーズ一本513円。信じられますか?でも、この商品がDANKでは一番売れ筋なんだそうだ。マヨネーズなんて、オランダにだってあるでしょ?と思うでしょ。もちろん、ありますわな。瓶に入ったでかいマヨネーズが1ユーロくらいで売ってます。が、違うのだ。味が、決定的に違うのだ。私らが食べているマヨネーズと、オランダ人が食べているマヨネーズは、完全に違うものだといいきっていいくらい、違うのだ。オランダ産マヨネーズにお酢を入れると日本のマヨネーズみたいになるよとか砂糖を入れるといいよとか、一人身だった頃は色々試してはいたけれど、晴れて駐在妻となったからには、そんな手間隙かけずに、一本513円のQPマヨネーズをDANKで買う!これが駐在妻のステイタスなのだ!(ほんまかいな。)いや、ただ単に、QPマヨネーズが好きなだけなんですけどね、ほんとは。今日はセールで3.99ユーロが3ユーロになってたので、2本も買っちゃいました!日本円にして一本385円也。513円よりはましです。ハイ。ちなみに、これまた近所の韓国食材店では同じQPマヨネーズは5.99ユーロで売ってます。これって約770円です。韓国食材を買うにはその店の方が当然いいけど、QPマヨネーズはDANKで買うことをおすすめいたします。あ、在蘭の皆様で、「QPマヨネーズ買っといて!」って言う人がいたらメールください。

昔、アメリカに留学していた頃、ロスに住んでたんだけれども、そこには「ヤオハン」っていう巨大日本スーパーがあったのね。そこはまさにダイエーとかヨーカドーみたいなでかいスーパーをそのままロスに持ってきた、みたいな店だった。はっきり覚えてないけど1階は食材、2階は雑貨、3階は家電、みたいな感じ。で、日本の物はほとんどなんでも手に入った。ただ、とにかく高かった。キッコーマンの醤油500ml瓶一本600円くらいとか、そんな感じの値段だったと思う。学生だった私にはとてもじゃないが手が出なかった。その頃の私は、「アメリカに留学してるのに、日本の食材なんて買ってどうする!アメリカに住んでるんだから、アメリカの食材で生活するのが基本だ!ヤオハンに通ってる学生はみんな堕落している留学生崩れなんだ!」なんて息巻いていたもんです。でも、親がロスに会いに来てくれたりすると、おねだりしてヤオハンでごっそり買い込んでもらったりしたもんだけどね。(笑)

その頃から比べると、私の海外生活も随分グレードアップしたもんだぜ。なんてったって一本385円のQPマヨネーズを2本もいっぺんに買えちゃうんだからねっ!ふふん!

更新案内:弁当。順調に更新中・・。

zimu74.gif (1084 バイト)2003年1月28日(火)第35週2日目

気を取り直して・・。

今日はゆーころの誕生日。おめでとう!

昨日はむろの誕生日!と、二人のオランダでの挙式1周年記念!っつーわけで、ちょっとごーぢゃすにお祝いしてみました。といっても臨月間近の妊婦がやることだからたいしたことはできないんだけれども、とりあえず、お誕生日スペシャル弁当(いつもよりちょっと手間をかけただけ)、お誕生日スペシャルディナー(むろリクエストの和風ステーキ)とシャンパン(グラス2杯分くらい?)とプレゼント(サイフォン)でお祝いいたしました。思ったより喜んでいただけて、こちらとしてもうれしかったですわ。はい。

birthday_dinner.jpg (7090 バイト) birthday_present.jpg (6655 バイト)

ディナーとサイフォン。

去年の昨日は、暇暇&猫部屋住民手作りの挙式で盛り上がったんですよねー。いや、ほんと、すごく楽しかった。手作りのケーキ・手作りの引き出物・手作りのベール・手作りのドレス・チェンバロ生演奏・沖縄三味線生演奏・手作りのゲーム・司会も通訳もカメラマンもビデオ撮りも全部やってくれた!はっきり言って、私たち二人がしたことなんて、会場と日にちを決めて手配しただけ。あとはみんながやってくれました。ほんとに、感謝してます。あんなに楽しい1日はなかったし、きっとこれからもないと思う。それくらい、素敵で楽しい一日だった。あらためて、本当にありがとう!!!

と、感謝を込めてスペシャルページ作りました。去年の昨日がどんな一日だったか、きてくれた人たちには思い出してもらって、これなかった人たちにはあらためて見てもらえればうれしいな。

すごく楽しかったから、ああいうのまたやりたいな。次に結婚するのは誰だ?みんな二度目だから、今度はさらに盛り上げれると思うよ〜!(笑)

更新情報:お弁当。

zimukumi57.gif (470 バイト)2003年1月27日(月)第35週1日目体重:63kg

誕生日!なんだけど・・。

今日はむろの39回目の誕生日。そして私たちのオランダでの結婚式からちょうど一周年!ということでらぶらぶな日記を!と思っていたんだけど、先週の金曜日にちょっとすんごい経験をしてしまったので、内容を変更してそちらをお届けいたします。お誕生日日記は明日ね。(むろ、すまん。)ちなみに、かなり長編になっちゃいました。あしからず。

先週の金曜日。むろに会社をお休みしてもらって市場に行ったり買い物に行ったりとまったりと過ごしていた。お昼近くになってどこかでランチを食べようということになって、むろがよく行くアムステルフェーンの中華料理屋に行くことにした。ここは私も何度かつれてってもらってるけれども、ランチは初めて。むろが言うにはここのランチはちゃんとご飯・スープ・メイン・小皿・デザートが一つのプレートに乗って出てくる、いわゆる日本の定食形式でなかなか美味しいし、選択肢も一杯あっていいよ、とのこと。それじゃそうしましょ、と車で出かけた。お店近くの駐車場に車を停めて歩いてお店へ。顔見知りの店長が明るく迎えてくれた。お店の中はお客さんで埋っている。値段も味も手ごろだし、何よりもこの定食形式が受けてるんだろうなぁと思いつつ窓際の席に座る。

言われたとおりランチメニューは一杯あってどれにしようかほんとに迷いつつも、私はエビチリ定食、むろは海老ラーメン定食を選んだ。しばらくすると店長が「赤ちゃんに」と言いながら餃子をサービスしに来てくれた。いつもいつもここの店長は常連のむろを見ると何かしらサービスしてくれる。いい人だ。食事が運ばれてきた。ほんとに日本の定食風。「いいじゃんいいじゃん!」と箸をつけて食べ始めた。

すると、突然店の外で「ぱんぱんぱんぱん!」とまるで爆竹のような乾いた爆発音が何発も聞こえた。そのうちの何発かは私の頭上1mくらいの近距離で聞こえてきた。一瞬、ニューイヤーのときの残った爆竹で誰かが遊んでいるのかと思ったが、店の誰かが「きゃーっ!」という叫び声をあげたので外を見るとヘルメットをかぶって赤いバイクに二人乗りした男が走り去っていくところだった。そこに、私は何かこの場所と雰囲気にとてもそぐわないものを見て、自分の目を疑った。

それは、バイクの後ろにのった男が掲げた「自動小銃」だった。黒い、映画やドラマで見るような、おもちゃのような自動小銃。何が起きているのか一瞬わからなかった。でも店の中はパニックになっている。私と同じく窓際に座っていた人たちはみな窓の下に身を伏せている。口々に「信じられない!」「おお、神よ!」なんて叫びつつ。そして走り去っていったバイクの後に残された、車の横に頭から血を流して倒れている男の人の姿を確認した瞬間、私もやっと状況を理解した。

店の中の誰かが「あの人、さっきまでここでご飯食べてた人だよ!」と叫んだ。犯人が走り去っていったことを確認すると、窓のしたに隠れていた人たちが次々と立ち上がって今度は一斉に携帯で電話をかけ始めた。どうやら警察に電話をしているらしい。あらゆるところで興奮した声が聞こえる。その中でむろと私はただ、呆然としていた。むろは壁側に座っていて外が見えない場所にいたからなおさら状況を理解していなかった。「いったい何がおきたの?」ときくむろに、「バイクに乗った二人組みが、あの人を自動小銃で撃って逃げたみたい。」説明している自分の声がとても遠くに聞こえた。

何がおきたかを、全て目撃した。店の中はものすごいパニックになっている。その倒れている人の周りにはどんどん人が集まっている。男の人はピクリともしない。次々に彼を覗き込んで助けようとする人が彼を見て頭を抱えてしまうのが見える。みな、同じ動作をする。「信じられない。」と。どうやらその人の後ろにはもう一人倒れているらしい。「もう一人は動いてるぞ!」と誰かが叫ぶのが聞こえた。全て私の目で確認して耳で聞いている。でも、理解が出来ない。お腹の中でぐるぐると変わらず動いている蘭太郎だけが、いつもと変わらない出来事で、自分が夢を見ていないことを唯一証明している。

数分のうちにあちらこちらからパトカーや救急車がすごい勢いで駆けつけてきた。続々とでてくる警察官や救急隊。あっという間に現場は警察の「進入禁止」と書かれたポールやテープで封鎖されていく。警察官が被害者のまわりに毛布を掲げて周りの目から視界をふさぐ。しばらくして後ろに倒れていた人が救急車で運ばれていったが、もう一人の人には毛布がかけられてそのまま放置されていた。彼は、死んだのだ。

私たちは店を出ることにした。店の前には野次馬や警察官が立っていた。本当はそのまままっすぐ歩いていけば車を停めているところにいけるのだが、そのためには倒れている彼の横を通っていかなきゃいけない。きっとそれは警察官が許してはくれまいと、そばにいた警察官に聞いてみた。案の定、「ぐるっとまわっていけ。」と。一応目撃者だから事情聴取とかされるのかななんて考えていたけれど、そんなこともなかった。頭上でヘリコプターの爆音が聞こえる。騒然とした景色に、「ここはどこだ?」と一瞬考える。

私たちはひどく気落ちしていた。運転席のむろが私を気にしてぽんぽん、とひざを軽くなでていたけれど、なでているむろの顔も落ち込んでいた。ロスに住んでいた時に、近所の銀行で強盗事件があったとか、ダウンタウンで銃撃戦があったとか、夜中の高速を走らせている時にサーチライトを煌々と照らして車を追いかけているヘリコプターを見るとか、友達がどこかの駐車場で銃で脅されて車を取られたとか、そういう話は何度もきいたりみたりしていたけれど、人が撃たれて死ぬところなんてみたことがなかった。その上、その人を撃った銃から発射された他の弾の何発かは私の頭上からほんの1mくらいのところにも当たっていたのだ。もしあれが数センチずれていて、窓ガラスを撃っていたら。もし、私たちが何分か遅れて、この店についていたら、あの人が撃たれたあの場所に私たちも歩いていたのだ。もし、犯人たちが店に入り込んで彼を撃とうとしていたら。そんなことを考えていたら、無性に怖くて、悲しくて、本気で「日本に帰りたい。」と思った。少なくとも、ここにいるよりは安全だ、と。

家に帰ってテレビをつける。まだ早すぎるとは思ったが、なにかニュースで流れていないかとチャンネルをがちゃがちゃと変えた。ニュースでは何も流れていなかったが、テレテキストという、文字ニュースで事件のことが多少書かれていた。もちろんオランダ語だったので辞書を引っ張り出してきて時間をかけて読んでいく。驚いたことに、事件発生から30分ほどしか経っていないはずのこの時点で既に被害者の身元が割れていた。ニュースによると、被害者はなんと20年前に、オランダの大富豪、ハイネケン氏(ハイネケンビールの社長)を誘拐した犯人であるという。後で友達やもっと詳しいニュースから得た情報によると、被害者は20年前に一味とともにハイネケン氏を誘拐し、監禁、身代金米16億ドルを受け取り、南アフリカへ逃亡、その後逮捕されて10年間服役していたが、身代金は結局でてこなかったという。社会復帰した後も彼は裏の世界で活躍し、過去2回、何者かに襲われていた。

あの道端に倒れていた人が悪い人だったと知って、少しは落ち着いたのは事実。「悪いことをした人には悪いことが帰ってくるのよ。」とお腹の蘭太郎に話しかけて、なんとか自分の中で説明付けた。でも、私の目の前で、人が撃たれて、死んだ。その事実は変わらない。今まで平和だと思っていた生活に、亀裂が入った一瞬だった。そんな経験をしてしまったことに戸惑いと怒りを覚える。こんな世界に蘭太郎をもうすぐ産み出すことに不安を感じさせるような、こんな経験なんてしたくはなかった。でも、この怒りはどこへぶつければいい?

更新情報:お誕生日のお弁当。いつもよりちょっぴり豪華。

zimu74.gif (1084 バイト)2003年1月24日(金)第34週5日目。

今日は色々と・・。

今日はむろも会社をお休みとって、二人で色々とあちこち回ってこなくちゃなりません。まずこれから行くところは市場。このお腹で市場をウロウロしつつ買い物するのって結構大変なんですわー。だからお手伝いがいてくれると楽なのだ。その後大使館。その後ちょっと買い物しにハーグの町まで・・。てな感じでこれからすぐ出かけなくちゃいけませんので、本日の更新はこれまでです。

月曜日はむろの39回目の誕生日。そして去年のこの日は私とむろがアムステルダムで結婚式をした日でもあります。さすがににんぴーなので、特に大したことはしないけど、むろの30代最期の誕生日だからね、ちょっと頑張ってうまいもん食わせてやろうと考えてます。うまく行ったらレシピ&写真を公開するのでお楽しみに・・・。しかし、むろも来年40か・・。おやぢやのう・・。

では皆様よい週末を。

zimukumi35.gif (1001 バイト)2003年1月23日(木)第34週4日目。

寝坊。

今朝も寝坊しちまいました。これで二日連続の寝坊。7時15分におきなきゃいけないところを8時。まあ、お弁当が作れないだけなんで特に問題は(むろには大問題?!)ないんだけど。しかし、朝の強い私がなぜ2日連続で寝坊かといいますと、これは蘭太郎のせいであります。最近、夜中にしょっちゅう起きるのです。蘭太郎が大きくなって子宮がさがって膀胱を圧迫されるので、まずトイレに3回は起きます。ひどいときは4回。それとは別にこむら返りを3回ほど。最初は大騒ぎしてこむら返りのたびにむろをバシバシとたたいて起こしていた私も、コツをつかんでからは今はむろを起こさなくても一人で対処できるようになりました。(んなたいしたことしてない。)そしてこれだけお腹がおおきいと、正面向いて寝られません。息が苦しいのだ。それに仰向けで寝るとおなかの赤ちゃんにも空気が行かなくなって怖ーいことになるらしいよ。そういったわけで、横を向いて寝ます。が、腹が邪魔で寝返りがうてません。寝返りを打つ為になーんと一回おきなきゃいけない。だいたいは左を向いて寝ます。でも長時間同じ態勢で寝ているとお腹のベッドに当たってる側が張ってきます。で、目が覚めて寝返りをうって右を向く。が、右側はどうも体の構造上赤ちゃんにも狭いらしく、しばらくすると蘭太郎が苦しそうに動き出すのでまた目が覚めて寝返りをうつと。

胎動でも起こされます。同じ週数の妊婦さんたちの話や経験談をきくと、蘭太郎の夜中の胎動はそれほどひどくはないみたいだけど、それでもやっぱり時々起こされることがあります。ベッドに当たってる側のお腹がだんだん嫌になってくるのか、その辺で手や足(どちらかは定かではない)を「せまいよー。」というように突っ張ります。時々、思いっきり肋骨辺りに蹴りを入れてくれたりもします。おととい、私は寝てしまって、むろがベッドで私のお腹を触りながら本を読んでいたら、寝ている私のお腹のなかで蘭太郎がぐにぐにと動いていたのをみたそうです。「エイリアンみたいだ・・。」とむろは言ってました。たしかに、今の蘭太郎のお腹の動きはまるで映画「エイリアン」の動きそのものです。あれは絶対胎動を参考にしたに違いない。

頻繁に起きる動きはお腹の一部が盛り上がったり、波打ったりすることですが、たまに、おへその辺りを押すらしく、おへそがまるでフグの口みたいに「ぴょこっ。」と飛び出ることがあります。また、私が「一人ウェーブ」と呼んでいる、お腹の端から端までを波打たせて移動するような動きもたまに見られます。こういうとき、感触としては本当にお腹の中で蛇みたいなものが「ぐにーん」と動いている感じがします。本当に不思議な感覚です。

と、話がそれました。そういうわけで、夜中に何度も何度も起きるわけで、これで睡眠不足にならないわけがない。で、朝寝坊をしてしまうと。むろには悪いが今日はまずーい会社のキャンティーンのソーセージで我慢してください。(これが本当にまずそうで可哀想なんだわー。ほほ。)

更新案内:久々!お友達のページに写真が増えました!かわいいよー!

zimukumi53.gif (685 バイト)2003年1月22日(水)第34週3日目

無痛?自然?

実はこの期に及んでまだ悩んでます。無痛か自然か。

妊娠発覚以来、ずーっと悩んでる。痛いのは嫌。怖い。出産した人全ての人にきいても、きっと100%の人が「痛かった!」と答えるでしょ?妊娠するまで、私は絶対無痛で行こうと思ってた。アメリカやフランスで無痛分娩のほうが自然分娩より主流だときいて、「じゃあ何も悩むことないじゃない!」と思ってた。世界を代表する二つの先進国で無痛分娩が普通なら、間違いはないでしょ、と。

でも、実際に妊娠して不思議な気持ちがわいてきた。今までの自分には絶対になかった気持ち。それは「親心」なんだと思う。お腹の中にいるこの子を「守りたい」という気持ち。この子を守るためなら何でもしなくちゃという気持ち。あんなに好きだったお酒も煙草もきっぱりやめた。全然辛くなんてない。塩分少な目、カロリー控えめ、運動も適度に、規則正しい生活。カルシウムも取らなくちゃ。鉄分も、ミネラルも。嫌いな牛乳を克服するためにヨーグルトを積極的に取るようにした。足がつっても腰が痛くてもつわりで気持ち悪くてもお腹が張っても、耐えられる。これって、絶対、今までの私にはできなかったこと。

でもそれでも克服しきれないもの。それが「お産への恐怖」なのだ。もともと私はものすごい心配性だし、怖がりだ。痛みにもものすごく弱い。軽度ではあるが、パニック障害による過呼吸症候群という診断を医者にされた事もある。お産の痛みを想像するだけで、不安になって息が上がりそうになるときもある。じゃあ、無痛分娩にしちゃえばいいじゃん!という人もいる。そんなに怖い怖いって思って迎えたら必要以上に痛く感じちゃうかもしれないし、余計にパニックになっちゃうかもしれないじゃん、だから、最初から無痛にしちゃえばいいじゃん、と。

自分でもそう思ってた。ずっと、こんな怖がりの私だから、いつか子供ができたら、絶対「無痛」だ。って、だけど、だけどなのだ。心のどっかにひっかかるものがある。私はここで無痛を選んじゃいけないんじゃないんだろうかという気持ちがある。ずっと怖がって心配してきた。「恐怖」から目をそむけて生きてきた。でも、この「痛み」だけは目を背けちゃいけないんじゃないんだろうかという気持ち。私の担当医が私に言った事。「人間が感じる全ての肉体的な痛みの中で、唯一、良い痛みなのがお産の痛みなんだよ。」知り合いのおばさんが私に言った事。「あんなに出来たてで小さいのに、子宮という天国から此の世へ出発しようとしてるのよ、ママより、よっぽど大変でしょ!!」お産の本に書いてあったこと。「産道という細い道を通る時、赤ちゃんも痛みを感じています。それでも生まれてくるために、なるべくお母さんが自分を産みやすくするためにゆっくりと旋回しながら、細い道をすすんでいくのです。」こんな言葉たちがひっかかって、「無痛」を胸張って選べない自分がいる。赤ちゃんも痛い。赤ちゃんも大変。でもお母さんだけ、私だけ、楽していいの?

無痛分娩を否定しているわけじゃないし、もしお医者さんが「無痛にしたら?」って一言言ったら、間違いなく「無痛」を選んでいると思う。お産の痛みを経験してなくても、立派に母親になれるし、子供への愛情が自然分娩で生まれた子供への愛情となんらかわりがないことも理解している。無痛が危険だからとかそういうことじゃない。無痛分娩の危険度は自然分娩で産むのと大して変わりはないことも理解している。そういうことで選べないんじゃない。ただ、お腹の中でぐるぐる動く赤ちゃんを感じていると、「強くならなくちゃいけないんだ」って思う。だから、自分が納得するために、自然分娩を選ぶべきなんだろうって思う。

それでも、まだ、きっと、最期の瞬間まで、悩んでるんだろうな。そして分娩台で「麻酔打ってくれ〜!」って叫ぶんだろうな。

更新案内:お弁当

zimukumi54.gif (6464 バイト)2003年1月21日(火)第34週2日目。体重:64kg

10kg増!

やっとホームページをアップすることができました。昨日一日全然つながらなくて、今朝もずっと駄目だった。色々ごちゃごちゃやってたらアップできるようになったけど、何が理由だったのか全然わからん。何はともあれよかった。

さて、昨日から第34週に入りました。あと2週で「いつ生まれても問題ない時期」に入ります。いわゆる、臨月ですね。この臨月間近になってからというもの、体重が増える一方です。日本から帰ってきてからまだたった2週間だというのにもう2kg近く増えてしまいました。とうとう妊娠前の体重より10kg増になりました。日本でよく言われているのは「妊娠中の10kg以上の体重増は出産後戻りにくい。」ということです。っつーことは、もう1kgたりとも増やせない!しかし、予定日まで後6週もある!さて、どうしたもんでしょう。

日本で万歩計を買ってきました。一日一万歩歩くための万歩計なのにどんなに頑張って歩いても、一日6000歩が限度です。今会社には行ってなくて自宅で仕事をしているのでますます出歩く率が減ってます。なるべく買い物に行く時なんかに遠いところに車を停めたり、用が無くてもウインドーショッピングをしてみたりと歩数を増やそうとはしてますが、そんなもんはっきり言ってたがが知れてます。また、この方法で行くと副作用としてウィンドーショッピングのつもりが余計なものを買い込んでしまい、出費がかさんでしまいます。(涙)

運動って言っても、臨月目前のこの体、お腹は突き出し、腰も痛く、なかなか無理な相談です。運動が駄目なら食事制限なんだろうけど、最近、妙にお腹が減るのよねー。なるべくお腹がすいたらフルーツとか食べるようにして、スナック菓子なんかは手を出さないようにしてるんだけど、食事の量は減らせません。どーしても夜は一杯半のご飯を食べてしまう!外食もできるだけ減らしているけど、一回外食してしまうとすごい勢いで食べちゃう。(昨日の飲茶はかなりやばかった。)今日から白米をやめて玄米にしようっと。ちょうどむろもダイエット中だしね。圧力鍋で炊くと玄米はふっくら美味しくできるらしいぞ。あとは最近お腹が急激に大きくなってきたのを理由にさぼり気味だった家事をまじめにやるくらいかな。36週に入ったらいつうまれても良いんだから、そしたら階段の上り下りなんかもはじめることにしますかいのー。

あと6週の辛抱。それが終わったらとりあえず一日だけでも食いたいもんを好きなだけ食って飲みたいものを飲みたいだけ飲んでやる!!あ、でも母乳で育てるつもりなんだっけ。お酒解禁の日はまだまだ遠いのう・・。(涙)

更新案内:お弁当

zimukumi57.gif (470 バイト)2003年1月17日(金)第33週5日目。

食うた食うた。

本日で日本里帰り記はおしまいです。そういうことなので、私のデジカメの中に残っている、うまいものの数々をここでご紹介して閉めさせていただこうと思います。皆様、(特に在蘭の皆様)よだれ拭きのご用意をお忘れなく

osechi_muro.jpg (18962 バイト) 

まずはむろ家のお節から。さすが漁師町、海の幸がたんまりです。この写真に載ってるだけではなく、何かがなくなるとまた新しいものが補充され、と、毎日のお節なのに全然飽きません。その中でも一番うまかったのは、お母さん手作りの伊達巻かな。

hatsumode1.jpg (17509 バイト) hatsumode2.jpg (18497 バイト) hatsumode3.jpg (19141 バイト)

むろの実家の近所の神社に初詣に行きました。はっきり行って初詣より境内の屋台の方が気になっていた私。

suisinsaikan_1.jpg (17037 バイト) suishinsaikan_2.jpg (14255 バイト) suisinsaikan_3.jpg (13212 バイト)

そして、これが私が夢にまで見ていた水新菜館の固焼きそば!(一番右)お酢をたっぷりかけていただきます。ウマイのなんのって。もー。(涙)ここは本にも良く出てますが、そこで紹介されるのはいつも広東麺。(真ん中)広東麺もうまいですが、私はやっぱりあんかけ固焼きそばが一番好き。ちなみにここの餃子も小ぶりだけど皮はパリッと、中はジューシー、でとっても美味しいです。水新菜館の住所と電話番号その他はお気に入りのページに載せましたので、ぜひ皆さん一度行ってみてください!

yakiniku_daidoen.jpg (18519 バイト) 

新小岩という駅のそばに大同園という焼肉屋があります。そこは私の「はとこ」が経営している焼肉屋。親類のひいき目で言うんじゃありません。かなり美味です。とくにここのカルビは口の中でとろけるようです。おばさん手作りのキムチは絶品だと親戚中の評判です。

 iced_coffee.jpg (11116 バイト) humburg_friedebi.jpg (17541 バイト)

空港で最期の食事を取りました。むろと二人で悩んで悩んで悩んだ挙句、ファミリーレストランに入りました。注文したものは、「ハンバーグとミックスフライ定食」と「アイスコーヒー」でした。この、いかにも冷凍!という味がたまりません。エビフライの下に隠れていたのはカニクリームコロッケでした。タルタルソースもいけてます。オランダにないアイスコーヒーを味わって飲みました。最期の食事ってほんとに大事です。選んでよかったこの一品!って感じでした。

こんな感じで私たちの里帰り旅行は幕を閉じました。帰ってきてみてむろの体重が大幅アップ!していたものの、翌日からの毎日休まずのジョギングが功を奏して、今のところ2キロ減です。口ばっかりの家庭で育った私にはむろのそういうところはとっても尊敬します。私と言えば日本にいた頃は適度な運動(歩いてたからねー)のおかげで食べても食べても体重が増えなかったのに、オランダに帰ってきてからいきなり1.5kgも太っちゃいました。毎日散歩に行くようにはしてるけど・・。

来週からまた通常の妊婦日記に戻ります。皆様長い間のご精読ありがとうございました。よい週末を!

更新案内:お気に入りのページに水新菜館をのせました!

zimukumi52.gif (1152 バイト)2003年1月16日(木)第33週4日目。

助け合い。

確かに日本の公共サービスは素晴らしい。お店や企業のカスタマーサービスも、従業員教育も素晴らしい!どこで何を食べても大概失敗しないし、お金に見合っただけのサービスと味は保証されている。日本って素晴らしい国だと思う。が、しかし!今回の滞在でとてもショックだったことがある。それは、一般市民の妊婦への不親切さだ。

今回の旅行で何度となく電車やバスに乗った。混んでいる電車もあればすいてる電車もある。が、妊婦の私に席を代わってくれようとした人はたった一人きりである!それも、私の父、もしくはそれ以上くらいの初老の男性。自分が立っていた前の席が空いたので、少しはなれたところにいる私を呼んで「座りなさい。」と言ってくれた。たまたま次の駅で降りることになっていたのでその時は辞退した。

「(私が妊婦だということに)気がつかなかったんじゃないの?」と思われるかもしれない。もちろん、気がつかなかった人もいるだろう。でも、大概の人は私が前に立つとまず突き出たお腹を一目見てすぐさま「眠ったフリ」もしくは携帯を空けてメールを打ち出したりするのだ。この「一目見て」という行動は私がこの目でちゃんと確認している。ある夜のこと、東京駅から電車に乗った。電車はそれほど混んではいなかったが、席はほぼ埋まっていた。むろは私の手を引っ張って優先席にの前に連れて行った。そこには3人のサラリーマンらしき男性が。私が前に立っても誰も席を譲ろうとしない。するとむろが一番端の人に声を掛けた。「すみません。彼女、妊婦なんです。申し訳ありませんが席を譲っていただけませんか?」私はびっくりしてむろを見た。むろは少し怒っているようだった。その時は真ん中の席にいた人が代わってくれたが、右端に座っている人は無視して新聞を読み続けていた。

妊婦になって初めてわかった辛さがある。例えたいした時間歩いていなくても、腰や背中が痛くなる。そして電車に乗ると振動で痛みがひどくなる。バスなんかはもっとひどい。揺れが大きい分、つり革につかまってバランスをとるのが一苦労なのだ。地元でバスに乗ったとき、優先席に小学生くらいの子供を座らせている母親がいた。もう一つの優先席には50代くらいのおばさん。そばに立っている私を認識したにもかかわらず譲ってくれる気配はない。バスのゆれは電車のそれと違ってかなり危険である。立っているのがやっとの状態だ。おばさんも、小学生を座らせているお母さんも何も言わない。

妊婦だから全ての席を譲れと言ってるわけじゃない。でも、優先席の前に立った妊婦に席を譲るのは常識じゃないか?おじさんや若い青年が妊婦の辛さを理解できないのはわかる。でも、出産経験のあるお母さんやおばさんまでが立っている妊婦を無視するってどういうことだろう。声を掛けるのが恥ずかしいのかもしれない。そういう時に「断れたら馬鹿らしいしな。」って思うこともあるのも確か。でも、わざわざ妊婦が優先席の前に立つときは、「譲ってください」というシグナルなんだって事をわかってほしいと思った。譲ってもらう必要のないとき、妊婦は席の前には立たないでドアの前とかに寄りかかっているはずだ。(少なくとも私はそうだった。)

これは小さな子供をつれたお母さんにも言える。海外で住んでいた事のあるお母さんたちがみな一様に口をそろえて言う。「日本でベビーカーを押して町を歩くことの大変さ。バスに乗り込むときの大変さ。だって周りの人は誰一人として助けてはくれないもの。」

私も妊娠してみてはじめてわかった。今まで気づかなかったことが見えてきた。人間って自分が経験しないとわからないんだよね。今まで私もすすんで妊婦に席を譲っていたかというと、あまり記憶がない。階段で困っているお母さんを助けてあげたことってあるだろうか。そして今度は私が妊婦になり、そのうち母になって誰かの助けを求めるのだ。助け合いって、大切だ。

mos_barger.jpg (15501 バイト)日本でどうしても食べたかったモスバーガー!全部食べました。美味・・。

更新案内:和食洋食にレシピ一品ずつ追加!

zimukumi22.gif (844 バイト)2003年1月15日(水)第33週3日目。

大変申し訳ございません。

今回、日本に帰ってしなくちゃいけないことが何件かあった。まず、むろの銀行口座の通帳の再発行。むろったら通帳をなくしただけじゃなくて届出印鑑までなくしていたのである。むろの実家の近所の三菱銀行へ行って、窓口でその旨を伝えた。すると窓口のお姉さんがこう言った。「大変申し訳ございませんが、お届け印を紛失されている場合、身元の確認のため、こちらからお手紙をご自宅に郵送させていただいて、その手紙にご返信いただいてからのお手続きとなります。」まあ、良く考えればそうなんだけど、通帳の再発行なんてすぐできると思っていた私たちは、「え、今日もらえないんですか。」ときいてしまった。するとお姉さん、「大変申し訳ありません・・。」と小さくなっている。いやいや、通帳だけならまだしも、あろうことか印鑑までなくしたむろがいけないんですからと、「とんでもない、こちらこそすみません。」謝り返した。

次に私のパソコンの調子が悪かったので、SHARPのカスタマーセンターに行くことにした。12月中に治してもらえればちょうど保障期間内なのでただで治してもらえるはずだ。しかし、そのとき既に12月24日。年末も押し迫っている。多分年内営業は12月27日までで、私たちの帰国が1月6日だから、もし27日までに治して送り返してもらえなければ間に合わない。多分無理だろうとあきらめ半分で御茶ノ水のカスタマーセンターへ。受付のお兄ちゃんにこれこれこういうところが悪くて、これこれこういう理由で年内に送り返してもらえなければまずい、ということとをつたえた。

受付のお兄ちゃんはやっぱり渋い顔でこういった。「この不具合ですと、こちらでは修理できませんで、京都の修理センターに送らなきゃいけないんですね。そうしますと年内ご返却はちょっと難しいかもしれませんねぇ・・。」そうでしょうねぇ。でも、とりあえず預かってもらって、もし年内に治らないようでしたらそのまま送り返してもらうでかまいませんが、と伝えると、「それでは大変申し訳ございませんが、間に合わなかった場合は未修理でご返却させていただきます。」と言った。いやいや、こんなぎりぎりで持ち込んだ私がいけないんですからと、「とんでもない、こちらこそよろしくお願いします。」と謝り返した。

日本に帰って楽しみにしていたことは年末の特別番組のビデオ撮り。たくさん撮ってもって帰って家で楽しむぞーと思っていた。なのに、実家に帰ってみたらあろうことかビデオのリモコンがなくなってるというじゃないか!うちのビデオはリモコンがないと予約録画ができないやつなのだ!なんでなくなって1年近く経ってるのにほったらかしにしてるんだあ!と叫んでみても後の祭り。うちでは物がブラックホールに入り込んで出てこなくなることなんて日常茶飯事なのだ。でもどうしてもビデオを撮りたい。仕方なくリモコンを注文することにした。(またもや)SHARPの家電用カスタマーサービスに電話した。電話に出たお姉さんはビデオの型番をきいてからこういった。「ただいまその型番のリモコンは在庫切れなんですね。で、工場に注文してからこちらに送ってもらうことになってしまいますが・・。」あー、そうか。じゃあ時間かかるんですねぇ・・。というと、「はい、大変申し訳ございませんが、二日間ほどお待ちいただくことになりますけど・・。」は?たった二日?それで「大変申し訳ございません。」なの?!「とんでもない、二日くらいなら待ちますから注文します、よろしくお願いします!」と電話を切った。

それから数日後、家でうだうだしていたら電話が鳴った。「こちらSHARPの京都修理センターですが。」とおじさんの声。あ、私のパソコンだ。どうなったんだろう。「大変お待たせして申し訳ありませんでした。修理が終了いたしましたので、そちらに宅急便で返送させて頂きます。ただこちらの配送の都合上、大変申し訳ございませんがお客様のところにはあさっての到着となってしまいますが、よろしいでしょうか?」何!修理をお願いして3日後に京都から「修理終了」の電話が来て、あさってにはこちらに到着するのに、「大変申し訳ございませんが・・。」だと?!

パソコン配達の日、うっかりして家を空けてしまった。夜家に帰ってみたら「配達証明」がポストに。しまった、今日だったんだと思いつつその配達証明を見てみると「再配達受付24時間OK」とあるじゃありませんか。ひー。今は24時間OKなんかい。早速その番号に電話。電話に出たお兄さんに再配達をお願いする。「明日の午前中、でも大丈夫ですかね?」というと「かしこまりました。」とのこと。すごいなー。そして翌日。11時半ごろに家の電話が鳴った。「すみません、佐川急便ですけど・・。ちょっと配達が遅れてまして、、午前中配達ご指定なのに大変申し訳ございませんが、12時半過ぎちゃうと思うんですが、よろしいでしょうか?」

ここまでくると、日本人ってちょっとおかしいんじゃないかと思ってしまうのは私がオランダに染まりつつあるからなのだろうか・・。ああ、日本って最高。(涙)

janmen.jpg (14088 バイト)日記の内容とは全く関係ないけど地元浦安の「醤麺」というラーメン屋で食べた醤油ラーメン。一緒に行った家族は「あんまりうまくない!」と言ってたけど、ラーメンに飢えてる私には美味しゅうございました。

更新案内:お弁当UP!

christmas_anime.gif (2718 バイト)2003年1月14日(火)第33週2日目。

クリスマス

12月24日。むろと初めて迎える日本でのクリスマス。二人で迎えるクリスマスはきっとこれが最期だから、何か素敵なことをしようと前々から言っていた。で、むろがしてくれたことはお台場のホテルでご一泊!だった。今までクリスマスを一緒に過ごした男は何人かいたが、「お台場のホテルにご一泊」なんてマニュアル的なクリスマスを演出してくれた男はいない。せいぜいよくてラブホテルに一泊くらいか。クリスマスイブはラブホテルも混んでてねー。そういうホテルって予約取れないから6時くらいから待ってなきゃ行けないんだよ〜。だからクリスマスディナーがコンビニの弁当だったりするんだよねー。そんな説明はどうでもいいか。とにかく、むろ、ありがとよっ!(涙

odaiba_1224.jpg (16117 バイト) クリスマスツリー。odaiba1_1224.jpg (16069 バイト) 何だこの行列は・・?

まずホテルにチェックインした後、お台場のビーナスフォートっつー、若者のデートスポットへ。(ばばくさっ。)さすがにすんごい人である。いやー、カップルがうじゃうじゃ。みんな10代から20代全般の若者たち。24日って一応平日なんだけど、とにかくすごい人。女の子たちは手に手に買ってもらったばかりとみられる宝石屋の小さな紙袋を持って歩いている。私らもある一軒のジュエリーショップに行ったのだが、これまたすごい人。4万5万するようなアクセサリーが次から次へと売れていく。日本って不景気じゃなかったんでしょうか・・。

ショッピングセンターの入口には巨大クリスマスツリーが飾られていた。カップルたちが次々と写真を撮っている。ん?そこでおかしなことに気がついた。ツリーの前に列ができている。(写真を見てね)どうやらクリスマスツリーの前で記念写真を撮るための列らしい。これにはちゃんと決まりごとがあるらしく、まず最初のカップルが列の後ろのカップルに自分たちのカメラを渡す。そしてツリーの前に立ってハイポーズ。で、カメラを受け取って、次のカップルは自分たちの後ろのカップルにカメラを渡して・・となっているらしい。すごいな、と思ったのは、係員がいてこの一連の決まりごとを取り締まっているわけでもなんでもない。列の最先端に「ここからお並びください。」というような看板があるわけでもない。どうやら自然とできた「決まりごと」のようなのである。みな、自分たちの順番が来るのをじっと待っている。割り込んだり、ずるして正面に立って写真を撮る人たちもいない。こんなこと、絶対に日本以外では起こらないと私は確認した。さすが日本人。

さてクリスマスディナーとしゃれ込みますか、と今度は反対側にあるDECKSお台場というこれまた若者のデートスポットに足を運ぶ。ここにはちょっとしゃれた居酒屋から流行のテーマレストラン、トンカツ屋に蕎麦屋、ファミリーレストランなどなど色々入っている。私たちはこういうふつーの場所なら予約なんかなくてもどっか空いてるでしょ、と高をくくっていた。最悪蕎麦屋でもいいじゃんねー。と。ところがである。これこそ不景気の証なのであろうか。どこのレストランに行っても列ができている。ファミリーレストランも長蛇の列。なんとトンカツ和光まで行列が。あわわ。どないしよ。

今日はたくさん歩いて結構疲れていたし、行列にならんで待つのは嫌や!ということで仕方なくホテルへ戻ってホテルの中華レストランへ。最初はイタリアンレストランに行ってみたんだけど、予想通り「ご予約のお客様で一杯です。」ということだったので、クリスマス特別ディナーはどうやらやってないらしい中華レストランにした。しかしさすがホテルのレストラン、高いぞ。でもどうしても一品くらいは贅沢がしてみたくて、ふかひれカニの卵入りスープを頼んでみた。なんと一杯3000円。美味。でもあとはチンジャオロースとチャーハンと固焼きそばというかわいらしいメニューで抑えておきました。(笑)大変おいしゅうございました。本日のお財布係、むろに感謝。

odaiba3_1224.jpg (12689 バイト)これが1杯3000円のスープ!odaiba4_1224.jpg (10353 バイト) 杏仁豆腐も美味。

次の日の朝ホテルの朝食を食べにバイキングに行ったらどーみても10代後半のカップルが何人かいたのにびっくり。最低一泊4万はするホテルなんだけどな・・。ほんとに、日本って不景気??

zimu66.gif (891 バイト)2003年1月13日(月)第33週1日目。体重:62.8kg

検診。

skating1_0112.jpg (18608 バイト) 運河でスケートするオランダ人。ベビーカーに乗ってる赤ちゃんもスケートしてました。

温泉旅行から無事実家に戻ってきた次の日。早速近所の産婦人科に検診にいきました。一度くらいは日本の産婦人科の先生にも見てもらって、私のオランダ人の主治医が言う「標準サイズ!」がオランダ標準なのか日本標準なのかを確かめておきたかったのです。(笑)行ったのは近所の平山レディースクリニック。ここは分娩施設がないのでもともと基本的に妊婦検診のみの病院で、里帰り出産なんかをする人たちが通っていることで知られている。だから私みたいな突然やってきて一回だけ検診!でも特に嫌な課をされることもなかった。(産院の中には「里帰り出産お断り。」なんて張り紙を受付に張ってあるところもあるらしい。)

連休明けもあって待合室はすごい混みよう。むろと一緒に1時間待ってやっと検査(尿&体重&血圧)、そして診察室へ。看護婦さんの指示で診察にあがってお腹を出すとその上にタオルケットをかけてくれる。「すぐ先生がいらっしゃいますので少々お待ちください。」といわれてしばらく待つと院長の平山先生が「こんにちわー。」といって入ってきた。オランダに住んでいること、今妊娠8ヶ月であること、オランダの主治医は赤ちゃんのサイズをきいても「ノーマル!ノーマル!」としか言ってくれないので実際どのくらいの大きさなのかわからなくてちょっと不安なこと、だから里帰り中に日本の先生に診てもらおうと思ったことなどなどを説明した。

「わかりました。じゃ、診てみましょう。お腹を出してください。」といわれてタオルケットをどけてお腹を出すと、先生が一言。

「いいねぇ、この子は!理想的なお腹の形だよ〜。」

そういってお腹の上から赤ちゃんの大きさを測りながら「順調だねぇ。オランダの先生が『ノーマル』としか言わないわけだよ。良いお腹してるもの。」と先生。『理想的なお腹』なのか・・。ちょっと笑った。続いてエコー。「はい、これが頭、背骨、横顔・・。」と思ったとおりこっちの先生より丁寧にエコーを説明してくれる先生。そして、「性別はもう知ってる?」ときかれ、「男の子だと言われましたが・・。」と答えると、「うん、100%男の子だね。ほら、これがおちんちん。」と確定してくれた。蘭太郎はやっぱり蘭太郎でした。

エコーを終えて、服を着て先生の前に座る。エコーの写真を2枚取り出しながら、「今31週だけど、赤ちゃんの大きさは日本人の平均で行くと1週分大きいくらいだね。きわめて標準だよ。頭の大きさは直径7.5cm。このまま行けば、3100gから3300gくらいで生まれてくるんじゃないかな。」と説明してくれた。頭の大きさがすでに直径7.5cm!もうそんなに大きいのか!あと2ヶ月後には・・・。こりゃ、切れるな、確実に。(汗)

「体重増加も悪くないし、赤ちゃんはとても順調みたいだし、血液検査も尿検査もいつも問題ないんでしょ?それじゃあ『ノーマル』だよ、やっぱり。」とにっこり微笑む先生。そうか、やっぱり『ノーマル』だったか。「じゃ、気をつけてお帰りくださいね。頑張って。」と先生に送り出されて病院を後にした私。「順調」の太鼓判を押された私は「なーんだ、超健康体なんじゃん私ったら!心配することなんて全然ないじゃんねー。」とすっかり上機嫌。そんな私を見てむろが「しまった、今の先生の会話、テープに取っておけばよかった。」という。「なんで?」ときくと、「また温泉の時みたいにちょっと具合が悪くなって『どうしようどうしよう』ってなった時にそのテープを聞かせればすぐ元気になりそうじゃん。」とむろ。ははは、ごもっとも。

その日のランチは御茶ノ水の博多龍龍軒というラーメン屋でとんこつラーメン食べました。どーしてもうまいラーメン食べたくて、目的地に行くまでの電車を途中下車して近くの本屋でラーメン本買って探して行ったラーメン屋だけど、すごくうまかった!ラーメン+半チャーハンで750円っつーのも最高です。お薦め!

hakata_ramen.jpg (14523 バイト) 博多龍龍軒。地下鉄神保町から歩いて5分。千代田区猿楽町1-5-3。

更新案内:お弁当レシピ一品UP!

zimu66.gif (891 バイト)2003年1月10日(金)第32週5日目。

温泉旅行その2。

病院に行こうかどうしようかとベッドで悩んでいる私にむろが言った。「悩んでてもしょうがないでしょ。具合が悪いなら病院に行く。それでいいじゃない。」そして受話器を取り上げてフロントに電話。「すみません、妻の具合が悪いんです。今妊娠8ヶ月でちょっと心配なので近所に見てもらえるお医者さんはありませんか?」自分が病気だと相当具合が悪くなるまで医者なんて行かないのに他人の事だと行動早いなぁ、などと感心しつつ会話をきいていた。

受話器を置いたむろが「近所のお医者が診てくれるんだそうだ。今からフロントの人が連れてってくれるって。」と言った。お腹が痛くて歩けないと言ったら車椅子まで用意してくれた。しばらくしてフロントの人が車椅子とともに迎えに着てくれた。がやがやと宿泊客で賑わうホテル内を走り抜ける私達。他の宿泊客の視線が熱いぜ。

私達を乗せたホテルのバンは10分ほど田舎道を走って丘の上の病院へ到着。看板には「鶯宿温泉病院」と書いてある。どうやらリハビリが専門の病院らしい。「温泉療法」とも書いてある。こんなとこで大丈夫なのかぁ?病院内に入ると若い看護婦さんが走りよってきた。事情を説明して診察室へ。医者が入ってきて診察を始めた。

「どうされました?」という質問に、「ただいま妊娠8ヶ月なんですが、おとといオランダから日本に帰国して、今朝実家の千葉から新幹線に乗ってここに来ました。今朝から具合が悪かったのですが新幹線の中で吐いて、盛岡駅でもう一度吐いて、旅館についたら胃が痙攣を起こしているようなのでここにつれてきてもらいました。」と答えた。すると先生、「つまり、あなたは今妊娠8ヶ月で、おとといオランダから飛行機に10何時間乗って帰ってきて、今朝、千葉から新幹線にのって6時間近くかけて温泉にやってきたと、そういうことですね。で、今朝から具合が悪かったのがここに来て悪化していると。」と繰り返した。「あー、まあ、そういうことです。」と答える私。すると先生、「疲労、ですね。」と冷たく一言。ごもっともです、はい。

ここにきてなんだか恥ずかしくなってきた私。もじもじしていると先生が「どうしましょう。点滴受けていきますか?」ときいた。こんなに大騒ぎしてここまできて何もされずにかえるのはちょっと嫌だなぁと思った私は「はい、じゃあお願いします。」と頭を下げた。多分点滴受けなくても一晩ゆっくり寝れば治るんだろうけどなぁ。はは。結局その夜はそこで点滴一本受けてホテルに帰っておとなしく就寝。朝起きたらすっかり元気になってました。お騒がせ者です、はい。

次の日からすっかり元気な私は温泉三昧宴会三昧。昨日の体調がウソのよう。カラオケ・温泉・麻雀とはしごして夜中の1時までどんちゃん騒ぎ。いやあ、温泉っていいねぇ!(おい。)

lunch_onsen.jpg (17154 バイト) mtiwate.jpg (12019 バイト) tazawalake.jpg (9131 バイト)

そばランチ(右)。観光もしたよ。岩手山(中央)。田沢湖。(左)

dinner_onsen1.jpg (18462 バイト) dinner_onsen2.jpg (17184 バイト) dinner_onsen3.jpg (17643 バイト)

夕食。囲炉裏料理っていうのかな?一人一個のあわびまでついてたぞ!激ウマだぞ!

azumaya_morioka1.jpg (15696 バイト) azumaya_morioka2.jpg (16668 バイト) azumaya_morioka3jpg.jpg (11730 バイト)

旅行最終日に盛岡駅前の東家という蕎麦屋へ。ここはわんこそばで有名だとか。こんなつわものもいました。(右端)

zimukumi46.gif (552 バイト)2003年1月9日(木)第32週4日目。

買出し&温泉旅行

さて、無事に日本についた私たち。まずむろの実家のお父さんに空港でご対面。私のお腹のでっぱりをみて「大きくなったねぇ!」と満面の微笑みのお父さん。車で1時間ほどのむろの実家に到着。眠い目をこすりつつ、他の家族の皆様にごあいさつ。半年前にあったときにはまだまだ赤ちゃんだったむろの姪っ子も今ではすっかり幼児に変わっていて、ちょこちょこと部屋中を動き回る。赤ちゃんの成長って早いねぇ

「これでもか!」と言わんばかりの地元の海の幸を堪能したあとお風呂に入って就寝。くたくたにくたびれてるのに朝4時に目が覚めてそのまま起きてしまった。若い頃は時差ぼけなんてなかったのになー。なんとか7時ごろまで布団で我慢して、朝ごはんの仕度ができたという声でおきだして居間へ。またもや朝からテーブルいっぱいの海の幸。ああ、幸せ。今回は遠慮せずにご飯3杯いただきました。(笑

近所の赤ちゃんグッズの店に買出しに。段ボール箱2つ分の赤ちゃんグッズをお買い上げ。先輩お母さんのむろの妹さんとむろのお母さんに買ったものを見せると、「あれもいらんこれもいらん。」と駄目出しが。「あるといいよー。」と言われていた物を全て買ったつもりだけど、ちょっと欲張りすぎたか。紙おむつを使うつもりなのに「オランダにはオムツカバーがない。」という一言を記憶していたばっかりにオムツカバーを3枚も買ってしまった。しかし、紙おむつだと要らないんですってね。オムツカバーなるものは。(^^ゞちゃんと前調べしないといけませんね。赤ちゃんグッズを買うときは先輩お母さんと一緒にいきましょうね。じゃないといらないものを買っちゃって無駄金使うこと間違いなしです。(まだ生まれてもいない蘭太郎のためにタマゴボーロを大量に買っちゃった気の早い私。)

そんなこんなで一日目もあわただしく過ぎて、夜は浦安の私の実家へ。ここに来てかなり疲労を感じていた私。そりゃそーよ、飛行機11時間乗って帰ってきて、睡眠も大してとってないのに一日中走り回って。家についたら親にあいさつもそこそこに布団にばたんきゅー。それでもまた朝の4時には目が覚めた。うーん、体がだるい。今日は家族で温泉旅行だっていうのに・・。

朝もはよから東北新幹線「はやて」にのって盛岡へ。新幹線の中で駅弁食べるのがめちゃめちゃ楽しみだったのに、朝から胃がむかむかして食欲がない。意地でも食べるんだと買ってはみたものの、一口二口で「うっ。」とくる。結局あきらめて二つのお弁当箱はむろの胃袋の中に。(思えばこれがむろの体重増加の始まりだった?!)

はやる気持ちとは裏腹に新幹線の中でだんだん具合が悪くなっていく。そしてとうとう、つわりの時期にだって吐いたことなかったのに、新幹線のトイレで吐いてしまった。(お食事中の方すみません。)なーぜーだー?単なる疲労ならいいけど・・・。とりあえず盛岡に着くまで座席でじっとしている。しかしムカムカは一向に収まらない。

盛岡駅について、旅館まで本来ならここからバスで40分の道のりなのだけれども、このムカムカ状態ではとてもじゃないが40分のバス乗車を乗り切れる自信がない。協議の結果、急遽レンタカーを借りることに。レンタカーだったら、万が一気持ちが悪くなっても「停めて!」といって車を停めてもらえばいいんだもんね。

レンタカー屋を探して車を借りる。その間にも私の具合はどんどん悪くなっていき、とうとう店の前でもう一度吐いた。(またもやお食事中の方すみません。)私の様子をみて慌てふためく家族の間に突然レンタカー屋のお姉さんが割り込んできて「大丈夫ですか?これつかってください!」とビニール袋、濡れタオル、そしてお水のボトルを差し出した。「なんて気のきくお姉さんだ!」と感心して彼女を見上げるとそこにポコンと突き出したお腹が。あら、もしかしてあなたも?「私も8ヶ月目なんです。」あらやっぱり。妊婦には妊婦のつらさがわかるのよねぇ。

とりあえず吐いたことで少しはすっきりして車に乗り込んだ。しかしはっきり言って景色なんて見てる余裕はない。ここに来て胃のムカムカともに定期的な胃の痛みまで加わってきた。どうしよう、良くなるどころかどんどん悪くなってきてるよぉ。(涙)と泣きべそをかき出す私。とりあえず、旅館まで我慢我慢と背中をさするむろ。

やっとこさ旅館について部屋に通された。旅館の雰囲気を楽しむ余裕もなく、ベッドへ直行。胃の痛みはさらに強くなってきている。どんどん不安になって行く私。そんな私を見てむろが言った。「病院、探してもらう?」温泉に来て、病院かい!でも、このままじゃ・・・。不安でいっぱいの私。心なしかお腹も固く、胎動も少なくなってきてるようなきがする。これって単なる胃痛なのかな?それともなんか他の悪いサイン?それとも、私のいつもの心配性が引き起こしてる精神的なもの?あー、もうなんだかわけがわからん!病院、行くか?・・・・つづく。

ekiben.jpg (13559 バイト)食べ損ねた駅弁。(涙)

zimukumi53.gif (685 バイト)2003年1月8日第32週3日目。

ファーストクラス!!

snow_20030108.jpg (14550 バイト)今朝方また雪が降りました。さみーっす!

今回の帰国はむろの2年目の一時帰国にもあたり、むろの会社から飛行機代が出た。(私はむろの扶養じゃないのでむろの分だけ。)ついでに、妊婦ってこともあって、むろが今までこつこつ貯めたJALのマイルエイジを使って、ビジネスクラスにアップグレードしてもらった。飛行機のチケットは会社の人が取ってくれたんだけど、その時になーんとファーストクラスの席を取ってくれたのだ。JALは基本的にヨーロッパ線のファーストクラスを随分前に廃止したんだそうだが、毎週水曜日の便だけはなぜかファーストクラスの機材をつんだ飛行機が今でも飛んでいる。だからうまく水曜日にオランダから成田に飛ぶことがあれば、ビジネスクラスのチケットでもファーストクラスの席に座れる、ってことがあるらしい。むろの会社のチケットを手配してくれた人が私が妊婦だときいて気を利かせてくれたのか、とにかく、ファーストクラスの席に座れることになったのだ。

ファーストクラスって、すごいんですよ。フルフラットなんです。まじ、ベッドで寝てるのと大差ない。国際線のビジネスクラスですら乗ったことないのにいきなりファーストクラスの席なんて乗っちゃって、もう、大興奮。12時間の旅がめちゃめちゃ速く感じたわよー。フルフラットシートって、寝れるのよ!ぐっすり!前の席に足をぶつけることもなく、後ろの人が立ち上がるたびにごんごん席をぶつけられることもなく、ゆったりとのんびりと、寝れるのよー!寝返りなんてうてちゃうんだから!トイレに立って後ろのビジネスクラスを見たら、まるでエコノミークラスみたいにぎちぎちして見えたくらい。いやー、金持ちっていいね。私はきっと最初で最後のファーストクラス・・。(涙)思いっきり、堪能しました。

ビジネスクラスにのって感動したことは、スチュワーデスのおねーさんたちが、かなーり親切だってこと。いや、エコノミーのすっちーたちももちろん親切だけど、でも絶対ビジネスの方が親切よ。一人一人の席にきて「○X様(ちゃんと名前を呼んでくれるのだ!)、本日はご搭乗ありがとうございます。御用の際は何なりとお申し付けくださいませ。」とあいさつ。その上にんぴーの私が乗ってることは既に地上スタッフから連絡が入っていたのか、「体調が悪くなったりされましたらすぐご連絡くださいね。」とか「枕の方は足りておりますか?お背中痛くありませんか?」なーんて聞きに来てくれる。乗る前はアップグレード組みとちゃんと支払ってる組とは扱いが違ったりするのかな?なんて心配してたけど、そんなの関係なかったね。すっちーは平等に優しかった。

kinai_yofu2.jpg (16410 バイト)←ステーキ。 kinai_wafu2.jpg (16727 バイト)←金目鯛の煮付け。

kinai_wafu1.jpg (15667 バイト)←カルビ丼。kinai_yofu1.jpg (14418 バイト)←クリームスパゲッティ。

機内食。いやー、素晴らしいね。エコノミーの給食状態とは偉い違い。見た目はほんとに普通のレストランで食べる食事と変わらん。でも味は、所詮機内食、な気がするけどね。エコノミーの機内食と味的にはあまり変わらんと思うなー。品数はこっちの方が多いけど。私的には、このメインの食事よりも途中で食べれるインスタントカップうどん・らーめん・そばとおにぎりの方がうれしかった。やっぱり庶民派な私・・。

大興奮のビジネスクラスだったけど、実は最初は緊張でそれどころじゃなかったのだ。気圧が下がって耳がキーンとしたりするでしょ?そうするとお腹もなんだか固くなってる気がするのね。「私の耳がキーンとなってるってことは、蘭太郎の耳は今どうなってるんだ?私は鼻で「ふんっ!」ってやれば耳抜きができるけど、蘭太郎の耳はキーンとなったままなのか?!」なーんてわけのわからん心配したりして。(笑)それに、もし何か異変が起きたりしても下はシベリア平原だから緊急着陸したってきっと収容してくれる病院なんてないわけでしょ?11時間何も起きませんように・・ってちょっぴりどきどきだったわ。でも心配は全く無用でした。きっちり11時間後、私たち二人とお腹に一人は無事日本の地を踏んだわけです。

zimukumi22.gif (844 バイト)2003年1月7日第32週2日目。体重:61.3kg

今年もどうぞよろしく!

onaka_9mo.jpg (13472 バイト)現在のお腹。突き出し型といわれます。

昨日の夜、無事3週間の一時帰国から帰ってまいりました。楽しかった!うまかった!帰ってきたくなかった!(涙)いやぁ、やっぱり日本はいいねっ!食べ物は美味しいし、テレビも面白いし、公共サービスはしっかりしてるし!日本にいる間、「なんで私はオランダに住んでるんだ?」と何度も自問自答したもんです。(笑)まあ、離れているからこそ良く見えるってところも無きにしも非ずですがねー。

さて、今回の里帰りで色んなものを食べました。色んなところに行きました。臨月間近の妊婦にしちゃあちょっとハードスケジュール過ぎたか?と思ったときもあったけど、結果的に無事帰ってきたし、あれだけ食べたいものを食べつくした割には体重も奇跡的に1kgしか増えずに帰ってくることができた!(しかしなぜかむろの体重が激増!!)時差ぼけで今朝4時に起きてしまったことを除けば、体調的に問題もなし。いやー、つくづく健康体なんだわと実感。

とりあえず今日は色々後片付けやらなんやらあるので、帰国のごあいさつまで。明日から旅行記(ほとんど食行記に近いかも?)を書きます。お楽しみに!

最後になりましたが、今年も猫部屋をどうぞよろしくお願いします!

ホームに戻る。日記トップのページに戻る次の日記へ