クレタ島旅

2001年7月27日〜8月3日

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宿泊所の裏のビーチ。


クレタはオランダから飛行機で約3時間半。ハニアというクレタ第二(と言っても2つしかない)の飛行場についたのは午後6時。ついて初めて知ったのだが、なんと時差が1時間あるのだ!なんと、ってほどでもないか。でもビックリしたんだもん。

そこから宿泊場所までさらにバスで2時間。そこまでの景色は、うーん、砂漠?赤茶けた乾いた土地に低い木々が生えていて、所々に貧弱な山羊達が群れをなしている。なーんかどっかでみたような風景だなと思ったらカリフォルニアの砂漠地方の景色に似てるのだ。地中海沿岸ってもうちょっと緑の多い豊かな土地、ってイメージがあったんだけど、なーんかさみしいぞ?
 

 

 

 

 

 

気持ちよすぎるぜ・・。

crete_beach2.JPG (17641 バイト) 8時半頃に宿泊場所に到着。腹が減っていた私達はダッシュでその町の一番ゴージャスそうなレストランに直行。大きなクレタ風風車のあるガーデンタイプのレストラン。席についてびっくり。なーんと、ものすごく安いのだ!ビールが500ccで1.65ユーロ。1ユーロ100円くらいだから、165円?まーじーでーすーかー!二人で大きな前菜盛り合わせと、メインを二皿注文して、ビールも1リットルずつ飲んで、二人で1600円!おーまいがー!!味も日本人向けで大変よろしゅうございましたし、これはかなりいい感じよー!次の日は一日ビーチでごろごろしようと硬く心に決めていたので、朝から喜び勇んでビーチへ!さすがに地中海はきれいねぇー。と言葉ではいいつつも実は心の中では「あんまり伊豆の海と変わらんなぁ」などと思っていたりした。思っていたよりも海がきれいじゃないような気がする??
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空が青いなぁ。

それでも日がさんさんと照る白砂ビーチで寝そべっているのは素晴らしく気持ちがいい!子供の頃に帰って、海ではしゃいだりビーチベットに寝そべってうつらうつら。ビールも買い込んで、ああ、至福の時とはまさにこのことじゃ!・・・しかし暑い。どーにもこーにも暑い。日に照らされた体がじりじりと焼け付く感じ。その上頭もぼー・・・。気がつくとああ日射病。なんかくらくらするぞー。ちょっと頭も痛い。オランダのか細い日光に慣らされていた私の体にはクレタの直射日光はちと強すぎるようだ。
 

 

 

 

 

 

ベネチア方式で建てられた建物

crete_apartment.JPG (21185 バイト) そして日も暮れ、夜ご飯。今日は何を食べようかなーとレストランをのぞきながら街を回り歩く。観光地だけあってレストランは小さな町なのにたくさん!・・が、ふとあることに気がついた。どの店のメニューもみなおなじ?もちろん、値段や細かいところは違っても、中身はみなおなじもの。ありゃ?そう、そうなのだ。クレタはどこのレストランに行ってもほとんどのレストランで同じものを出している。そしてこれが私達のこの後の旅行に大きく影を落とすことになるのだ・・。

翌日、車を借りてクレタの最大の遺跡、クノッサスに向かう。そこまでの道のりは海岸沿いの山道。景色は・・・。なんか、荒涼としているのよね。どーも、思っていた地中海沿岸と違うのよ。赤茶の土地ってなんかさびしい感じがするし、海は海できれいだけど、でも伊豆の海のほうがもうちょっと変化に飛んでていい雰囲気・・。いやいや、そんなことは思ってはいけないわ。ここはクレタよ?わざわざ遠路はるばる日本から新婚旅行でやってくる場所なのよ?きっとエジプトの紅海の海やグアムの海なんかを見ちゃってるから、クレタの海がちょっと普通に見えるだけ、そうよ、そうなのよ!
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クノッサスの遺跡。壊れててよくわからん。

 

クノッサスの遺跡はみやげ物やが並ぶ一角にちょこんとありました。この雰囲気がなにやら白糸の滝や軽井沢なんかを髣髴とさせる・・。でも何千年(詳しくは知りませーん)の歴史を誇る遺跡なのよ。入ってみればきっと感動するに違いないわ!・・・・以前この遺跡にいったことがあるライデンのとしみちゃんに、「クノッサスの遺跡、どうだった?」と聞いたら、「うーん、壊れてた。」って言われて、あったりまえじゃない、遺跡なんだから!って思ったんだけど、実際行ってみると、感想はやっぱり「壊れてた。」かな。壊れてるのはあたりまえなんだけど、なんか、どーも、展示側の熱意がないっつーか、いったいこの遺跡はなんなのよ、っていう説明表示も何にもないし、取り合えず適当に自分達で「これはおふろなのかしら?」とか「このカメは人をいれて煮て殺すやつだっけ?それは西大后でしょう。」などなど憶測をしなくちゃいけない。そしてその上、アツーい!めちゃめちゃアツーい!なんてったって全部が石でできてるわけで、その直射日光と反射日光で私はすっかり黒焦げ状態。

 

 

 

この町(レシムノン)のレストランには要注意!

 

 

 

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とうとう私は日射病で倒れる羽目に。こんなの小学生の時の朝礼以来だわ。なんてざまでしょう。とほほ。心配する友人に扇がれながら木陰で一休み。うー、はっきり言わせてもらおう!!この遺跡はつまらーーーん!

気を取り直して町へ帰る。ちょうど夕食時で、またもや何を食べようかとレストランを見て歩く。しかし、どのメニューもまったくおなじ。それもどれも似たり寄ったりの内容。おなじ味付けで肉の種類がちがうとか、パスタがご飯だったりとかその程度。だいたい、なんで地中海なのに魚介類がほとんどないのよ!あの海の中にはイカしか住んでないって言いたいわけ?だんだん腹が立ってくる二人。明日は宿泊所のキッチンで自分達で料理してやろうと心に誓うのでありました。

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とことんきれいな海の色。

こんな風にかきつづけていくとスペースがいくらあっても足りないし、これ以外にしたことはビーチで寝そべるか、隣町に出かけるか(そして隣町のレストランも全く同じメニューであることが判明。このレシムノンという街にはベネチア風につくられた港がある。その港を囲むようにしてレストランが並んでいた。もちろんそこは「超!」観光地化されていて、港の端から端まで行くのにそのレストランの間を通らなければ行けない、という風になっていた。そこで夕食を取ろうと決心してはいたものの、あまりの呼び込みのすごさにどこのレストランで食べていいのかがわからない。決め手のないまま最後のレストランの前でうだうだしていると「敏腕客引き」系のお兄ちゃんにとうとう座らされてしまった。
 

 

 

 

 

 

 

 

真っ黒焦げや・・。

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メニューをみると、どれもこれも似たり寄ったり。どうしようかーと悩んでいるとさっきのお兄ちゃんが、「何を食べたいの?」という。「うーん、シーフードかなぁ。」「じゃあ、二人分のお魚を盛り合わせにしてあげるよ。ポテトも、サラダもついてくるし、その方がお徳だよ。」「それでいくらにしてくれるの?」少し考えた後、「全部で13000はどう?」「二人で5000円くらいかぁ。ちょっと高いなぁ。」「でもポテトもサラダもつくし、海老だって入ってるよ。単品でシーフード頼んだら二人でそのくらいすぐいっちゃうし。」とお兄ちゃんの巧みな説得についつい「じゃあそうしようか。」とうなずいてしまった私達。

そしてでてきたものは、大きな平皿に乗った似たり寄ったりの魚が何匹かと小さなから付きの海老二匹、イカリングが4つ。ついてくるといってたポテトとサラダは、その大きな皿の端っこにちょこっと乗っているだけ。あああ、やられちゃったのね。これで5000円は日本でも高いって!

教訓:メニューに載ってないものを頼む時は確実に何がくるのかを確かめてそれが値段とあうかどうかを考えてから注文しましょう。

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どんなポーズやねん。

最終日。体はすっかり丸焦げ。今は美白が流行だって言うのに・・。まるでヤンキーママだわ。こんなんじゃお嫁にもらってくれる人がいないじゃない。と、自分の日焼け予防の未熟さを棚に上げて嘆く。

それでも、1週間なーんも考えずにのーんびりと過ごすっていうのはやはりいいもので、大変よいリフレッシュになりました。お酒もたくさん飲んだしねー。おかげで予定していた渓谷へのハイキングツアーのバスを乗り過ごしていけなくなってしまうというハプニングもありましたが・・。

余談ですが、帰りの飛行機であることに気がついた。私達が泳いでいた海は地中海でもエーゲ海でもないことに。それはクレタ海という海だったのだ。別にどうでもいいことなんだけど、ギリシャの島!って言ったらエーゲ海か地中海!だとばっかり思っていた私にこれは結構ショックだった。(涙)